『いちからはじめる』松浦弥太郎

麦二郎
麦二郎

No.1650 2021年11月2日読了

東京駅の駅ナカにある本屋さんで買った本です。
松浦弥太郎さんの本は、以前割と読んでいたのですが、久々の松浦弥太郎本でした。

本の帯には、「自分が変わる生き方のコツ51」とあります。
全部で序章から第4章の5つのパートに分かれ、トータルの項目数が51ありました。
そういう意味で51のコツなんだと思います。

本の内容を大雑把に書くと、「なりたい自分になるため」には「いちからはじめる」しかないということです。「なりたい自分」というのは、今の自分じゃないことが前提です。
今の自分が持っている経験や知識に依存しないという意味で「いちからはじめる」のだそうです。
「ゼロからはじめる」こととの違いは、今の自分が持っている経験や知識を捨てるか、捨てないかの違いです。せっかくの経験や知識を捨てるのは、勿体無いことだと思いますので、「いちからはじめる」のが良いと思いますが、依存してしまうと今の自分は変わらないというのが松浦弥太郎さんの考えです。

かなり前に『今日もていねいに。 暮らしのなかの工夫と発見ノート』という本を読んだことがあります。
調べてみると、2009年4月に読んでいましたから、今から12年前のことです。
その本と通じるところがある本だと『いちからはじめる』の最初を読んでみて、そう思いました。
自分が持っている経験や知識に依存して、その上で「やり過ごす」ような生き方をすると、いつまで経っても自分は変わらないと思うからです。
もっと「ていねいに」「たいせつに」日々深く考えて、深く生きることが大事だなと思うのです。
歳を取ると「やり過ごす」ことが上手になってきます。いろいろな経験の賜物であり、変われない要因でもあると思います。

僕はどちらかと言うと、日々変わって行きたいと思っている人で、変われないことで悩んでいたりします。
そんな時に読んだせいか、この本の冒頭の部分は、とても響きました。

麦二郎
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