『世界一楽しい決算書の読み方』大手町のランダムウォーカー

麦二郎
麦二郎

No.1630 2021年8月15日読了

財務諸表は毎月のように目にしているのですが、それぞれの意味は理解しているつもりでも、そこから読み取れるものは何だろうと思っていて、この本を手に取りました。
クイズに答えるメンバーが答えを導く考え方について発言する会話形式になっています。その会話が考え方を表現できていて、理解しやすい本だと思いました。

それぞれ財務3表の解説で1章から3章まで。それからB/SとP/Lの複合問題で4章目という章立てになっています。第0章もあって、こちらはあくまでも導入部分のような感じです。

企業が公表しているデータなので、実在する企業の財務諸表を例に出して、これはどの企業でしょうかというクイズが出題されます。
その企業のビジネスモデルを表した特徴的な財務諸表になっているので、答えがわかると「なるほど」と思うものばかりで、理解しやすいようになっています。

クイズはTwitterで配信されているようで、フォロワーは3万人だとか。
そういうSNSの使い方もあるということを知りました。

麦二郎

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