輝く夜

投稿者: | 2012年1月11日

『輝く夜』百田尚樹

輝く夜』は、クリスマスに起きるちょっと不思議な出来事を綴った5つの短編小説によって構成されています。不思議な話と言っても、決して怖い話ではなく、希望がある話ばかりです。どの短編もそれぞれに面白い小説ばかりでした。強いて言えば、「ケーキ」がとても印象に残っています。終わり方からすると、希望は無さそうに思えてもおかしくない小説ですが、やはり希望ある小説なんだと思います。

詳しく書くとネタバレになってしまいますので、それぞれの短編に簡単に触れてみます。「魔法の万年筆」は、万年筆というキーワードで結構期待したせいか、クリスマスの話としてはありそうな話みたいな感じでしたが、不思議なことに後になってみるととても良い印象だけが残りました。「猫」もでき過ぎという気はしないこともないのですが、とても良い話だと思います。「タクシー」は途中まで読んで結末がわかったような気がしましたが、主人公の気持ちが伝わって来る短編です。「サンタクロース」はやや印象が薄い気がしますが、悪い印象ではありません。

5つの短編それぞれに違った味で、それぞれに印象も良く、どんどん先へと読めました。かなりのスピードで読めたので、とても読みやすく、わかりやすい小説だったと思います。あっと言う間に読んだということは、それだけ面白かったということです。
( 5冊目/2012年)


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