かたみ歌

投稿者: | 2011年2月16日

『かたみ歌』朱川湊人

本の装丁からすると、昭和の雰囲気たっぷりのレトロ感を感じていたのだけど、その点は裏切られなかった。はっきり言って、内容的にはイメージするところは全然無くて、ドラマ化された短編もあることも全然知らなくて、何の先入観も持たない状態で読み始めた。この本『かたみ歌』には、「やられた!」という感覚だ。

去年の秋頃に「世にも奇妙な物語」でドラマ化された作品「栞の恋」はとても良い話なのだけど、それ以外の短編どれを取ってもとても良い物語だと思う。最初の物語でとてもショッキングだったけれど、次からは夢中で読んだ。去年から本屋さんで目立っていた本だったのだけど、さすがに面白い本だと思った。何度か本屋さんで見かけつつ、買ってみようかどうしようか迷っていた。でも、やっぱり、買って良かったと思った。全てが奇妙な話なのだけど、どれもが現実離れしているかと言うと、そうじゃない。どれもが浸みる小説なのである。
(19冊目/2011年)


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