生き方

『60歳からは、「これ」しかやらない』和田秀樹

No.1856 2024年3月2日読了 タイトルからして、「60歳以降は我が儘な生き方をしてもOK!」みたいな内容かなと想定して、買ってみた本。確かに想定と大きく外れているわけではないけれど、健康面特に健康診断とか血液検査の数値などの内容が半分を占めていたのは、少し想定外だった。 章立ては3つで、人間関係と健康とお金が切り口。印象に残ったのは、やはり健康が切り口の第2章。日本の医療は、数値を下げることを目的としているとのこと。全くそのとおりだと思う。実際に私も病院に通う身だけど、常に数値ありきで、血糖値や血圧、尿酸値などがチェック項目だったりする。コレステロールなども言われるが、処方されるのは[…]
麦二郎
先月

『継続するコツ』坂口恭平

No.1744 2023年2月12日読了 坂口恭平さんのことは、この本を読んで初めて知りました。『0円ハウス』という路上生活者のハウスの写真集を刊行したり、「いのっちの電話」として自身の携帯電話を公表して、年間1万人を超える「死にたい人」の声を聞いている方です。この本の中でも触れられています。 実はこの本を「自己啓発本」かなと思って、買ってしまいました。要するに物事を継続できるようになるノウハウが書かれているのかと思ったわけです。内容はちょっと違っていて、これは「エッセイ」に近い本なのかなと、読んでみて思いました。坂口さんがずっと継続していることは、要するにやりたいことであり、好きなことであり[…]
麦二郎
去年

『感性のある人が習慣にしていること』SHOWKO

No.1739 2023年1月24日読了 自分には感性があまり無いと思っているので、このような本を目にすると、ついつい読みたくなってしまうのです。著者は、陶芸家。SIONEというブランドを立ち上げていらっしゃる方。 感性を養う習慣には、5つあるそうです。観察する習慣と整える習慣、視点を変える習慣、好奇心を持つ習慣、決める習慣の5つです。この本は、5つにカテゴリー分けされた49の習慣について一つ一つていねいに解説されている本です。 「感性のある人」とは、正解のないことに自分で答えを出せる人のことと、定義しています。要するに、自分の価値観を持っている人なのでしょう。自分なりの正解をしっかり持ってい[…]
麦二郎
去年

『24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力』堀田秀吾

No.1731 2022年12月30日読了 ちなみに2022年は、71冊の本を読んだことになりました。2016年は101冊と100冊を越えていたのですが、2017年以降順に79冊、89冊、91冊、91冊、85冊、71冊と続きます。本を読むと言うことは、冊数やページ数が大切なのではなく、良い本に出会えるかどうかということが大切なんだと思います。でも、良い出会いをするために、今年はもっと沢山読みたいと思っています。去年読んだ71冊目の本について、今日は感想を書くことにします。 12月6日に読み終えた『限りある時間の使い方』と同じ主張の本でした。タイトルどおり、「今、目の前のことにただ集中すること」[…]
麦二郎
去年

『ラクしてうまくいく生き方』ひろゆき

No.1607 2021年6月28日読了 気持ちをもっと楽にしたい、何となく自ら背負っている重い荷物を降ろしたい、そう言う心境だったに違いありません。この本を本屋さんで手に取った時のことです。だから、私がその時求めていたのは、もう少し精神的な側面からの本だったようです。 この本は、世の中のちょっと疲れそうな事柄に関するラクな考え方を説いている本だと思います。自分の行動やお金の使い方、人間関係、働き方、心の持ちようの5つの章に分かれています。かなり具体的なコツから、考え方のような抽象的なコツまで、100個のコツが書かれています。「なるほど」と思うことも多々あります。そういう考え方も良いかなと思う[…]
麦二郎
2年前