ノート術

『思考を耕すノートのつくり方』倉下忠憲

No.1824 2023年12月30日読了 ノートに関する使い方や書き方のいろいろが書かれている本でした。 「使い方」は、いろいろな切り口から書かれています。ノートの1冊全体をどのように使うか。冒頭のページを目次のために数ページ空ける方法や前後から使っていくやり方、見開きの片方を空けるやり方など。ページの使い方も、中心から書くマインドマップのような使い方や間隔を空けたり、コーネルメソッドのように枠を作ったりする使い方が紹介されています。その他、揮毫や線、丸で囲むなどの記述方法や箇条書き、タイムスタンプ、ナンバリングなどいろいろです。 「書き方」のスタイルについても、沢山の例とポイントが書かれて[…]
麦二郎
2ヶ月前

『メモで自分を動かす全技術』高田晃

No.1804 2023年9月23日読了 「メモ」というキーワードに惹かれて、この本を買って読もうと思いました。9月は沢山の手帳が発売される時期で、「手帳」というキーワードだけでなく、「ノート」や「メモ」というキーワードに惹かれてしまう季節なのです。 この本のエッセンスは、序章の中に書かれています。メモを書くことで、考える力を養うことになること。書くことで夢が明確になり、計画を書くことにより実現しようという行動につながり、振り返り書くことで持続的にPDCAを回せるようになります。これが夢が実現しやすくなるというメモの効用です。著者が「三種の神器」とするのは、メモ帳、ノート、手帳です。メモをもと[…]
麦二郎
5ヶ月前

『図解 すぐやる人のノート術』塚本亮

No.1764 2023年4月10日読了 更新が滞ってしまっていました。4月に入って、仕事の方は徐々に落ち着きつつあるのですが、何となくブログの更新を怠ってしまった、そんな感じです。読んだ本のこともグルメネタも、その他いろいろ、更新できていなかったことを少しずつ書いて行きます。 塚本亮さんの本は、結構読んでいます。図解ではない『すぐやる人のノート術』も2018年に読んでいました。この本はその図解版なのですが、出版は2022年12月と割と新しい本でした。 内容 5つのノートの使い方が紹介されています。5つのノートを使い分けるのが、結構難しいのではないかと思うのですが、それぞれに役割が決められてい[…]
麦二郎
11ヶ月前

『考える人のメモの技術』下地寛也

No.1725 2022年12月8日読了 日本一ノートを売る会社は、コクヨ株式会社と言うことです。その会社の社員の方達が、どのようなメモを書いているかを収集してわかった「手で考える方法」が、この本の内容です。 メモの種類は、次の3つに分類されています。「記録メモ」と「インプットメモ」、「アウトプットメモ」この3つです。 このうちの「インプットメモ」と「アウトプットメモ」に関するメモの技術が、この本には書かれています。 まず、「インプットメモ」に関しては、メモの基準を持つこと。つまりどのようなことをメモするのか、自分なりのフィルターを持っておくと言うことでしょうか。テーマを持っておくと言い換えて[…]
麦二郎
去年

『仕事と勉強にすぐに役立つ「ノート術」大全』安田修

No.1722 2022年11月22日読了 ノート術に関する本は沢山出版されていて、僕もノートや手帳好きなので、結構読んでいます。この本は、著者が読んで実践してみた50冊のノート術に関する本のエッセンスが詰まった本です。200ページもない本なので、これに50冊の本のノウハウが書かれているわけですから、かなり広く浅く書かれている感じがしました。 章立ては7つです。行動ノートと企画ノート、メモノート、整理ノート、勉強ノート、目標達成ノートの6つに分類されて、最後に著者が辿り着いたノート術に関する章があります。それぞれどの本に出てくる内容なのかも書かれています。気になったものは実際にその本を読んでみ[…]
麦二郎
去年

『新版 ミーニング・ノート』山田智恵

No.1718 2022年11月11日読了 この本では「チャンス」と呼んでいるようですが、言い換えるとその日の出来事などのうち心が動いたことと言う意味かなと思いました。成功へ結び付ける直接的なチャンスだけではなく、心が動いたことを記録して行き、振り返ることによって意味づけなどを行って行き、本当に自分がやりたいと思うことを見つけたりするノートなのです。 1日にあったチャンスを3つ選んで書き出し、それを1週間分蓄積して、振り返りを行って週で3つに絞ります。さらにそれを繰り返して、1か月を振り返りまた3つに絞り、そのデータを貯め込んで行きます。個々のチャンスでつながりのあるものは、線で印をつけておき[…]
麦二郎
去年

『瞬読式ノート術』山中恵美子

No.1704 2022年8月21日読了 本1冊を3分で読んでしまうという「瞬読」なるものがあることを、今まで知りませんでした。この本の著者の山中恵美子さんの肩書きに「株式会社瞬読 代表取締役」とあるので、「株式会社瞬読」を検索してみたら、なるほどと思いました。 この本は、ノートの書き方が瞬読式ということのようです。A5見開きをぱっと一目で見て、復習ができて、記憶を保つことができるノートです。インプットに対して、自分というフィルターを通して、テキストだけの左脳ノートではなく、イラストや色を付けた右脳ノートを書くと、記憶に残るということのようです。記憶に残ることを「頭が良くなる」と表現しているよ[…]
麦二郎
去年

『コクヨのシンプルノート術』コクヨ株式会社

No.1672 2022年2月5日読了 再読本です。最初に読んだのは、2017年1月18日なので、5年振りに再読しました。ノート術やメモ術の本のうち、再読したいと思う本を保管していました。そのうちの1冊です。 コクヨの社員さんの100通りのノート術を紹介した本で、左側がノートの写真で右側に解説みたいな形式になっています。ノート術のポイントを読書ノートに書き出して行き、真似してみたいと思うものはマーカーで目立たせたり、ノートの右側にコメントを入れたりしてみました。 ノートはコクヨ製品に限らず、モレスキンとかニーモシネとか、多分ロルバーンとかを使っている方も。会議の時のメモなどの記録用にはA5の横[…]
麦二郎
2年前

無印のノートとツバメノートSECTION

先週の土曜日のこと駅ビルの無印良品へ行き、ノートを3冊買って来ました。先日読んだEmiさんの『マイノートのつくりかた』で紹介されていたノートの一つ。この本の出版当時とは商品が変わっているようだけど、多分後継の商品だと思います。A5サイズの6mm横罫、30枚の薄めのノートです。表紙の素材が他のノートより厚く、しっかりしているところが特徴かも知れません。『マイノートのつくりかた』で紹介されていたノートは、他に6種類でした。キャンパスノート(コクヨ)に大学ノート(ツバメノート)、大人キャンパスノート(コクヨ)、by LOFT、シェブフェルノート(ライフ)、FAKE レッド(エトランジェ・ディ・コスタ[…]
麦二郎
2年前

『はかどる神iPad』平岡雄太

No.1668 2022年1月24日読了 会社帰りに立ち寄った駅の本屋さんで、この本を見つけました。あまりこの類の本、つまり電子機器の使い方的なものは、読まない方だと思います。雑誌はパラパラと捲ってみることはあります。それでいて、iPhoneやiPadのアプリには大いに興味はあるのです。なぜか迷わずこの本は買ってしまいました。そしてすぐに読みました。 非常に分かりやすい本だと思います。紹介されているアプリと使いかたは秀逸でした。例えばノートアプリは、良くできていて使ってみたいと思いましたが、その機能をフルに発揮させようとすると、Apple Pencilが必要です。手帳アプリも良さそうでした。悩[…]
麦二郎
2年前

『自分を変えるノート術』安田修

No.1667 2022年1月23日読了 忙しくて「考える時間がない」という発想をすることが、よくある気がします。この本では、こういう状態のことを「切れない斧で木を切ろうとしている」ことに例えています。木を切るためには、斧を研がなくてはいけないのです。つまり、「考える」ことが必要なのです。そして「考える」ために使うツールがノートなのです。 ノートの効果はざっくりまとめて一つ言うと、見える化をしてごちゃごちゃになった脳の中を整えることができるということです。やりたいことを全部書き出すからこそ、それらに優先順位を付けることができます。「時間がない」からと、ごく一部しか書き出すことをしなければ、本来[…]
麦二郎
2年前

『マイノートのつくりかた』Emi

No.1666 2022年1月22日読了 先日『もっともっとマイノート』を読んで、基本的なマイノートのつくりかたについて知りたくなり、この本をkindleで買いました。電子書籍のレビューは久々のことです。 とにかく、自分の意識に引っかかったことについて、すぐにメモするのが、「マイノート」かなと思います。雑誌を読んでいて、気になったことは「マイノート」に切り抜きを貼り付けたり、メモを記入したりします。読んでいると、猛然と真似したくなります。でも、どこかしっくりしない部分もあったりします。何よりも、「これで行こう」的な結論が出ていないので、ちょっと時間をかけて確かめてみたくなります。 僕の中では、[…]
麦二郎
2年前

『続けるほど、毎日が面白くなる。もっともっとマイノート』OURHOME Emi

No.1662 2022年1月4日読了 著者が17年間で70冊書き続けてきたという「マイノート」の作り方や続け方、その効果などを紹介した本です。「マイノート」とは、すべてのジャンルを一冊にまとめ、心が動いたことだけ書いたり、貼り付けたりするノートのことです。 これだけ長い期間、沢山のアイデアや心が動いたことを書き続けていれば、きっと素晴らしい発見があるに違いないと思いました。自分流を続けることの素晴らしさは、この本の表紙の積み重なった沢山のノートの写真に引き寄せられる方は僕だけではない筈だと思います。 書くことは、素晴らしいことだと思います。手帳にちょっと思いを書くだけで、思いは広がって行きま[…]
麦二郎
2年前

『すべてはノートからはじまる』倉下忠憲

No.1654 2021年12月1日読了 「ノート」とか「手帳」というキーワードに反応して、ついつい買ってしまうところがあります。この本もふと立ち寄った東京駅エキナカの本屋さんで見かけて、ついつい買ってしまったものです。その時の思いは、この本を読めば素晴らしいノート術を身に付けることができるか、素敵なノートを書き続けることができるようになるのではないかというものでした。 この本の副題は、「あなたの人生をひらく記録術」です。この本の言う「ノート」とは手帳やメモも含んでいますし、書き込みをした本自体も含めています。広い意味の「ノート」であり、「記録」なのです。 章立ては7章で、第1章は「人とノート[…]
麦二郎
2年前

『仕事は1冊のノートで10倍差がつく』鈴木進介

No.1646 2021年10月19日読了 「ノート」や「手帳」というキーワードで反応しやすい人なので、迷わず買ってしまいました。そして、この本を読んでみて方眼のノートでそこそこの大きさのノートで、切り離せるものと言うことで、ロルバーンのノートをさっそく買ったのです。そして、この本が推奨しているフリクションボールも買ったのでした。 この本は、思考を整理するためのノート術に関する本です。ノートを書くことの効用やどんなノートや筆記具を使ったら良いのか、そして具体的なノート術に関して書かれている本です。 この本のノート術は、ケースによって各項目を仕切るため補助線を入れて、そこにその内容を書き込んで行[…]
麦二郎
2年前

『トラベラーズノート オフィシャルガイド』トラベラーズカンパニー

No.1641 2021年9月29日読了 牛革のカバーは、植物性タンニンでなめした革を使ったナチュラルな質感で、1枚の革です。サイズはA5スリムの縦長タイプのものと、日本のパスポートと同じサイズのものが二つです。リフィルは横罫、無地、方眼などいろいろあり、質感も画用紙みたいなものから薄いものまであります。薄いノートのようなリフィルです。組み合わせて使うこともできます。 そんなトラベラーズノートは、2006年発売で15周年なのです。初の公式ガイドブックが出版されたのも、15周年だからでしょうか。巻末には特別付録としてシールがあります。 この本は、公式ガイドブックの形式として定番な形になっています[…]
麦二郎
2年前

『1行書くだけ日記』伊藤羊一

No.1597 2021年4月11日読了 私が読みたくなる本のキーワードは、「日記」「手帳」「ノート」です。本屋さんを覗いてキーワードの付いている本を見つけると、興味を持ち手に取ってみます。だいだいの場合は、もう良いかなと思ったり、積ん読本が沢山貯まっているからと我慢したりします。でも、そんなに時間が経たないうちに、必ず買ってしまうのです。 この本は、昔読んだ「4行日記」だったか、そういう本に似ています。「やったこと」を1行だけ書く日記なのですが、振り返り時には書くかどうかは別として、次の3つのことを考えます。「それは自分にとってどんな意味がある?」と「そうか!」(気付き)、「やってみよう」の[…]
麦二郎
2年前
『毎日を自分らしく生きるための小さいノート活用術』高橋拓也

『小さいノート活用術』高橋拓也

No.1593 2021年3月28日読了 去年の2月に『時間をもっと大切にするための小さいノート活用術』を読んだのですが、その続編のような本が出ていたので、Amazonでポチってしまいました。タイトルは、『毎日を自分らしく生きるための小さいノート活用術 みんなの使用例74』です。記事のタイトルが長くなるので、『小さいノート活用術』にしてしまいましたが。 いろんな方それぞれの素敵な、個性的な小さいノートの使用例が掲載されています。全面カラーのとても綺麗な本なのは、前作も同じでした。小さいノートと言うのは、A5サイズ以下のノートのことですから、大小には少々幅があります。使用例からすると、A6サイズ[…]
麦二郎
2年前
『小さいノート活用術』

ノート術の本

しばらく前に本屋さんで見かけて、気になっていた本ですが、先日Amazonでポチってしまいました。「やっぱり」「とうとう」「買うべくして」と言う感じです。「手帳」や「ノート」、「メモ」などのキーワードに惹かれ、ついつい買ってしまうのです。使いこなせないけれど、好きなんだと思います。いつか使いこなせるようになりたいと思っているから、買うのだと思います。本だけでなく、手帳やノート本体もかなり頻繁に買いますので、使い切れなかった手帳やまだ使っていないノートが沢山あります。 全面カラーのとても綺麗な本です。「小さなノート」とは、A5サイズ以下のノートのことです。だいたいはもっと小さなノートです。「これは[…]
麦二郎
2年前