『騎士団長殺し 第1部顕れるイデア編』村上春樹

投稿者: | 2017年10月22日

『騎士団長殺し 第1部顕れるイデア編』村上春樹

騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編』を買ったのはいつだったかなと、振り返ってみると、今年の3月のことでした。まだ2、3か月くらいしか過ぎていないんじゃないかと思っていたら、もう半年以上経っていたので、とても驚いたくらいです。

ずっと前から村上春樹作品を読もうとしていて、ハードカバーを買って、結局読まなかったりしたものもあったのですが、最近は何とか読めるようになってきました。それでも、「せっかく買ったのだから、文庫本になる前には読みなさいよ」などと、奥さんに叱咤激励される始末です。

どうして読み始めるまでに時間がかかるかと言うと、最初に結構な力で後押ししないと、前に進み始めない思いリヤカーみたいな感じだからです。僕の中では、実は伊坂幸太郎作品についても、そういうことが言えます。思い切って勇気を出して読み始めないと、そして最初はなかなか読み進められないことに苛立つことが無いように、ぐっと我慢しつつページを捲るのです。そうやってしばらく、そう百頁くらい読み進めると、後は物語に引き込まれて行くのです。とっつきにくい人に近づいて行くような、勇気が必要なのです。

この本のタイトルは一体何だろうという思いが、この本を買った時に感じていました。でも、それはそれで村上春樹作品らしいと思うのですが、タイトルについては割と早い段階で、ここから来るのかと分かります。でも、分かったつもりでも、まだ何かが隠されているのではないかと、疑いつつ読み進めることになります。割と早い段階で、第1部のサブタイトルの意味も分かります。不思議な出来事なんですが、その謎めいた登場人物がテーマではないのでしょう。

この本を読み始めて、他の村上春樹作品も読み忘れていることに気付きました。昔買ったものの、結局読めなかった作品を、もう一度近いうちに読んでみようと思っています。遡って読むつもりです。

でも、まずはこの本の第2部を読むのが先です。早く頁を捲りたくなっている自分に気付きます。
(59冊目/2017年)


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