『四月になれば彼女は』川村元気

投稿者: | 2017年6月30日

世界から猫が消えたなら』に続いて、川村元気さんの小説を読みました。『四月になれば彼女は』です。どこかで聞いたことがあるタイトルのように思ったのですが、サイモン&ガーファンクルの曲名でした。本屋さんでこの本を見て買って読もうと思ったのは、このタイトルに惹かれたからです。

サイモン&ガーファンクルの曲の最後の一節が、もしかするとこの小説を表しているのかも知れません。

“A love once new has now grown old.”

描かれているのは、恋愛なのですが、9年前の4月に届いた過ぎ去った恋の相手からの手紙から、この物語が始まります。主人公の藤代俊は、坂本弥生と婚約しており、そこにかつての恋人伊予田春から手紙が届くのです。

付き合っていた頃の思い出や新しく出会った恋人との現在が、交互に描かれながら、過去の恋人のその後の人生が見えてきます。交錯する過去と現在に、主人公は翻弄されます。

実はこの本を読み終えたのは6月30日だったのですが、ブログの更新をする時間を取れず、1週間以上経って書いています。振り返っていると、もう一度読み返してみたくなりました。

1回読んだだけでは読み取れなかったことがあるんじゃないかと思ったのです。1週間経った今でも、何だか良い映画を観た後に残る余韻みたいなものを感じます。
(36冊目/2017年)


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