『iPhone手帳術』舘神龍彦

投稿者: | 2017年6月9日

iPhone手帳術』は、紙の手帳よりも優れた機能を持つiPhoneを手帳として使う場合のヒントが書かれている本だ。

紙の手帳よりもiPhoneを手帳にすると便利な理由は、7つあげられている。シャツのポケットに入るコンパクトサイズであることや同じデータを参照・編集するからアプリを切り替えることによって便利な使い方ができること、入力方法が多彩、アラーム機能がある、デジタルデータなので嵩張らないこと、クラウド連携でPCからもタブレットからも同じデータを参照・編集できること、最後にAppleWatchなどの外部ツールとの連携もできることである。

さて、この本の内容は、Introductionと8つのChapterを合わせて、9つのパートに分かれている。Introductionは、iPhoneを手帳として使うためのアカウント取得などの準備やクラウド連携の仕組みについて書かれている。Chapter 1からChapter 8までについては、下記のとおりだ。

Capter 1 Schedule スケジュールをiPhoneで管理する

標準カレンダーへの入力方法や通知の使い方、繰り返しの予定の入力方法など。通知や繰り返しの予定については、紙の手帳ではできない便利な機能だと思う。標準カレンダーに和暦を表示する方法みたいな、プラスアルファのヒントも書かれていたりする。

Chapter 2 Life Log iPhoneはライフログに最適だ

GPSを使った移動履歴の記録だとか、一日の活動を記録するアプリの紹介、摂取カロリーと食べたものの記録といった食生活を見直したいと思っている僕にとっては、とても参考になる情報も書かれている。変わったところでは、待ち受け画面に自分が成りたい画像を設定してイメージトレーニングをするということなんだけど、確かにイメージトレーニングにはなるだろうけど、さて実際どんな画像が良いのかと考え込んでしまいそうだ。

Chapter 3 Input iPhone手帳術に必須の入力テクニック

紙の手帳の利点は、すぐに取り出してすぐに記録できるところだろうか。iPhoneを手帳にすると、起動してアプリを立ち上げて、文字を入力するという過程で時間がかかる。だから、いろいろある入力方法を駆使しなければならない。この章の後半はポメラとの連携について書かれており、ポメラを使用していない人や買う予定のない人にとっては、あまり参考にならない。

Chapter 4 Note&Memo すぐ各、どこでも観る、最強のツール

標準メモの活用方法やメモ画像について、EvernoteやDropboxなどの活用方法について書かれている章。ノートやメモに関する章である。

Chapter 5 Storage iPhoneでは大量の情報が利用できる

クラウドストレージ、クラウドサービスの使い分けに関する章。紙の書類やメモをクラウドに保存するコツや名刺管理、Googleマップ活用法、便覧ページなどに関して書かれている。

Chapter 6 ToDo 仕事こなすiPhone手帳術

ToDo管理に関する章。この本では、「Todoist」というアプリを使ったToDo管理について書かれている。違うアプリを使っている人にも、ある程度は役立つヒントが記載されていると思う。iOS標準のリマインダーとの使い分けについても、書かれている。

Chapter 7 Combination 手書きのノート、メモと併用する

IPhoneのアプリにもノートやメモのアプリは沢山ある。それでも、紙のノートやメモは必要なのであって、それらを併用することによって、iPhoneを手帳として使うメリットは高まるというのが、著者の主張だろう。紙のノートやメモを携帯するためのバインダーについても紹介されているが、これは真似してみたいなと思っている。

Chapter 8 Tips iPhone手帳術小ワザ集

電車に乗り遅れない工夫やゴミの日がわかるようにする方法、路線図アプリの紹介、ネットサーフィンの時間を圧縮する方法、iPhoneのテキスト読み上げの活用など、小ワザが10項目紹介されている。

iPhoneと紙の手帳とどっちを主にするか

以上で『iPhone手帳術』の内容を、ざっと紹介してみた。実際にやってみたいと思うヒントもあれば、僕にはあまり無関係だと思えるヒントもある。

iPhoneを手帳として使う場合、メインはiPhoneにしないと意味がない。つまり、新しいスケジュールを優先して登録するマスターとしての役割は、iPhoneにしなければ、紙の手帳と併用する場合にはどっちが最新の状態なのか分からなくなってしまう。この本を読んでも、紙の手帳とどちらをマスターにするかという点で、迷ってしまう。

実際の場面を考えてみると、仕事についてはやはりGoogleカレンダーから新しいスケジュールが登録されることが多いから、やはりiPhoneをマスターとすべきなのだろう。そうした場合に、紙の手帳をどのように連携させるか、ノートやメモをどうするか、考えているととても楽しくなってくる。

改めてそんなことを考えつつ、『iPhone手帳術』を読み返してみようと思う。
(32冊目/2017年)


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