『五年前の忘れ物』益田ミリ

五年前の忘れ物』は、エッセイ集かなと思い込んで読み始めたのですが、短編小説集でした。益田ミリさんというと、エッセイは読んだことがあるものの、小説を書かれているとは知りませんでした。

10編の短編小説が収録されています。本の帯には、「はじめての小説集」とありますので、この本が小説集としては初めてということのようです。やはり印象に残ったのは、表題作の「五年前の忘れ物」でしょうか。ショートショートまで短い作品ではないですが、ちょっとした落ちがあって、面白い短編です。

他の作品も、漫画のイメージのような、ちょっとした落ちがあったりします。とても短い小説なのですが、しっかり完結している気がします。起承転結があると言うか、物語が終わったのかどうかわからないような小説ではなく、きちんと終わっている感じがします。それがこの短編小説集の良さでもあり、僕の好みなのかも知れません。読んでいてリラックスできる小説集と言えば良いでしょうか。
(19冊目/2017年)


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