『花桃実桃』中島京子

中島京子さんと言うと『小さいおうち』をしばらく前に読んだのが最初だったと思います。この『花桃実桃』は、奥さんが買った文庫本を借りて読んだのですが、中島京子さんの作品はこの本で3冊目です。

父が遺したアパートを遺産相続し、主人公茜は会社を辞め、昭和の香り漂うこのアパートの大家となります。そのアパートに住む住人がいろいろな面で変わった人ばかりです。茜は43歳独身という微妙な年齢です。そういう設定だからこそ、人生の折り返し点に立っている茜の心理は揺れ動き、そこがまたこの小説の面白いところです。このアパートが、いろんな人生の縮図のような面白さもあります。

同じような小説を読んだことがある気がします。島本理生さんの『真綿荘の住人たち』だったと思います。この本も、とても面白かったという記憶があります。小説の題材になりやすいのが、いろんなキャラクターの住人が集まったアパートなのかも知れません。他にもアパート小説があったら、ぜひ読んでみたい気がします。
(17冊目/2017年)


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