『幸せの条件』誉田哲也

投稿者: | 2016年1月9日

『幸せの条件』誉田哲也

誉田哲也さんって、『武士道シックスティーン』の著者だったんだと、実はこの本の解説を読んで知りました。誉田哲也作品は、この本が初めて読む本なのです。あまり警察小説には惹かれないせいか、本当にこの本が初読みですし、著者の名前もいろいろ見かけていたのですが、作品と作品が結び付かなかったのです。

そういう意味では、『幸せの条件』は何となく惹かれるものがあって、買ってみたのです。『武士道シックスティーン』も興味があって、読みたいと思ったことはあるのですが、まだ読んでいませんでした。

読み終えてみて、良い小説を読んだという印象が強く残りました。この本の前に読んだのは、働き方に関するビジネス書ですが、偶然なのでしょうか、この小説もテーマは働き方と言っても良いくらいです。

何となく就職して、あまり会社の役に立っていない主人公梢恵ですが、社長命令で長野で農業をすることになってしまいます。最初は嫌々出張していたのですが、そのうち長野の農家での生活に溶け込んで行きます。印象的だったのは、会社を辞める時に社長が言った言葉です。

必要とされる会社や職場で働きたい、そんな気持ちになった時は僕にもあるのですが、主人公の会社の社長は、「大切なのは、誰かに必要とされることなんかじゃないんだ。本当の意味で、自分に必要なのは何か…それを、自分自身で見極めることこそが、本当は大事なんだ」と言うのです。

小説を読んだのは今年初めてなのですが、何だかこの本の前とその前に読んだ本にも通じていて、何だかそれは偶然ではない気がしてきました。
(4冊目/2016年)


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