『あの家に暮らす四人の女』三浦しをん

『あの家に暮らす四人の女』三浦しをん

『細雪』ってどんな物語だったんだろう。「上流の大阪人の生活を描き絢爛でありながら、それゆえに第二次世界大戦前の崩壊寸前の滅びの美を内包し挽歌的切なさをも醸しだしている。」とウィキペディアには書かれている。四人の女は、鶴子、幸子、雪子、妙子の四姉妹である。『あの家に暮らす四人の女』に登場するのは、母親の鶴代と娘の佐知、佐知の友達の雪乃と、雪乃の同僚の多恵美の四人の女である。『細雪』の舞台は大阪だけど、この物語は杉並区を舞台にしている。

最初のうちは少々読みにくさを感じていた。章立てもなく、つらつらと続いていて、文章の切れ目がないことも、そういう印象を持った一因かも知れない。そのうち、ストーカー話とか、佐知の父親の話とか、いろいろな展開があり始めて、読むスピードが上がって行った。後半はかなり一気に読み終え、やっぱり三浦しをんさんの作品だと、実感した。

終わり方は、何だか中途半端な気さえするような、終わり方だった。もしかすると続編があるのでは、という期待を抱いてしまうような終わり方だった。
(111冊目/2015年)


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