『デフ・ボイス』丸山正樹

投稿者: | 2015年11月24日

『デフ・ボイス』丸山正樹

デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』は、読書メーターで話題になっていてずっと読みたいと思ってきた本だった。文庫本が出たことをきっかけに、読んでみることにした。

ろう者の手話通訳を仕事とした主人公と、ふたつの事件に関するミステリーである。今まで取り上げられたことがない手話通訳士という職業を通じて、ろう者に関する環境や置かれた立場などが鮮明に見えてくる。ミステリーとしての面白さよりも、知らなかったことを知る面白さがある作品だと思う。もちろん面白さと言っても、可笑しいと言う意味ではなく、興味深さのような意味である。他にはないような切り口のミステリーであり、そういうところで読書メーターで話題になったんだろう。

一読の価値ある小説だと思う。終わり方も決して暗いものではなく、爽快感さえ感じられるところが、僕の好みかも知れない。
(100冊目/2015年)


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