2015年10月に読んだ本

9月が12冊3,400ページだったのに比べると、10月はやや読書量はダウンしてしまった。特に理由はなくて、長編の一気読みが10月は無かったことくらいだと思う。長編小説は読むのが大変そうだけど、一度読み始めると一気に終わりまで読み続ける。

10月読んだ本の中で良かったと思うものを3冊あげるとすると、住野よる『君の膵臓をたべたい』と笹本稜平『春を背負って』、歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』だと思う。西加奈子さんのエッセイ『まにまに』も面白かった。

2015年10月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2702ページ
ナイス数:446ナイス

地下の鳩 (文春文庫)地下の鳩 (文春文庫)感想
「地下の鳩」と「タイムカプセル」というふたつの小説が収録されています。「地下の鳩」はキャバレーで働く吉田とスナックのチーママみさをの物語。「タイムカプセル」はオカマバーのママのミミィの物語。それぞれが過去を持ち、その過去を背負いながら、今を生きようとする物語です。大阪ミナミの夜の街を舞台とした、ちょっと暗い話なんですが、これが西加奈子さん独特のテイストなのかも知れません。
読了日:10月31日 著者:西加奈子
限りなくシンプルに、豊かに暮らす限りなくシンプルに、豊かに暮らす感想
特に気になった部分に付箋紙を付けながら読みました。付箋紙を付けていない部分でも、日々の生活に取り入れたいことがあります。もう一度読み返そうと思っています。そして、限りなくシンプルな生活を実践してみたいと思います。いらないものを削ぎ落とせば、とても身軽に、とても自由になると思います。
読了日:10月28日 著者:枡野俊明
いちばん長い夜に (新潮文庫)いちばん長い夜に (新潮文庫)感想
シリーズ完結編。これを読む前は、まだまだ続くという気がしていました。読むうちに、これまでの2冊と何だか雰囲気が違っていると思ったら、主人公の芭子と綾香それぞれが、これまでとはちょっと違った道を歩き始めていました。震災に関する物語があったので、これも意外だったのですが、著者のあとがきを読んで納得しました。とても良い完結の形だったと思います。
読了日:10月22日 著者:乃南アサ
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)感想
なるほどこういう面白さだったのかと、落ちの部分で納得してしまいました。そこに至る展開についても、楽しく読めたし、人気なのがわかった気がします。ミステリーとしての面白さだけでなく、人生に関する主人公の考え方などについても、いいなと思いました。とても面白い小説でした。
読了日:10月18日 著者:歌野晶午
人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術感想
早起きはむしろ得意なので、苦労して起きる必要はありません。自然に早起きできる状態です。なのにこの本を読もうと思った理由がよくわかりません。ちょっと酔って立ち寄った本屋さんで衝動買いしてしまいました。読んでみて後悔したかというと、そうじゃありませんでした。早起きは単なる習慣であり、早起きの目的が大事なのです。それを実行することが、この本を読んだ意味になるでしょう。
読了日:10月14日 著者:古川武士
春を背負って (文春文庫)春を背負って (文春文庫)感想
心温まる短編がつまった、連作短編集でした。そのままテレビドラマになりそうな、1話完結型の短編が集まって、ひとつのストーリーを形成しています。山小屋を中心とした、心温まる人と人とのふれあいを描いていて、なおかつ主人公の亨の成長を追いかけています。時には厳しい自然が牙を剥きますが、やがて嵐も収まって、雲の合間から青空が顔を出すような、安堵感が読後感と言っても良さそうです。この続きを読んでみたい、そう思う作品でした。真剣に続編を期待してしまいます。
読了日:10月13日 著者:笹本稜平
君の膵臓をたべたい君の膵臓をたべたい感想
猟奇的なホラー小説かと思ってしまうタイトルですが、本の装丁からはそういう小説には見えません。予想どおりでした。読んで行くうちに何だか忘れていたことを少しずつ思い出して行く、そんな感覚を覚えました。斬新さも感じましたが、内容はとてもわかりやすいと思います。ラストもちょっと意外性もありつつ、期待を裏切りません。好き嫌いはあるかも知れませんが、僕にとってはとても良い小説で、読んで良かったと思える作品でした。
読了日:10月9日 著者:住野よる
まにまにまにまに感想
西加奈子さんのエッセイ集を読むのは初めて。このエッセイ集は、「日々のこと」と「音楽のこと」、「本のこと」の三つのパートに分かれている。やっぱり個人的には、「日々のこと」が好きだ。音楽については好みが合わないと知らないものばかりで、退屈してしまう。本に関しては、好みが合う合わない部分もあるけど、読書が好きなら少しは興味を持って読むことができる。日々のことは著者の視点が興味をそそり、それに同調できたら面白いと感じることができるのだ。というわけで、西加奈子さんのエッセイ集は僕の好みだと思う。また読んでみたい。
読了日:10月6日 著者:西加奈子
頭がいい人の仕事は何が違うのか?頭がいい人の仕事は何が違うのか?感想
「なるほど、そうだ」と思える頭のいい人の仕事のやり方が、いくつかありました。意識していたことも、そうでないこともあります。実際の経験があり、一番納得したのは、仕事ができる人とそうでない人のメールです。後者は何回もメールのやり取りをしなくてはならず、貴重な時間がどんどん取られます。最近も実際にそういうことを体験していますので、納得してしまいました。
読了日:10月2日 著者:中尾ゆうすけ
読書メーター


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