『七夜物語(中)』川上弘美

『七夜物語(中)』川上弘美

七夜物語(中)』は、五つ目の夜の冒険が中心になる。夜の世界へ引き込み、生き物を物に変えてしまうウバと対決する。子供向けのファンタジーらしい場面が続き、読んでいるといつの間にか一緒に夜の世界に入り込んでいる感覚に陥ってしまう。だんだんと面白さが増してくるのを感じる。

そして、主人公のさよと仄田くんのふたりは、いつの間にかずいぶんと逞しくなっていることに気付いた。夜の国の冒険ファンタジーとしての物語だけでなく、子供から大人への成長という視点で書かれているのだと思う。ファンタジーであって、決して現実離れしていない感じがするのは、そういう部分があるからかも知れません。
(74冊目/2015年)


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