『鹿の王(下)』上橋菜穂子

『鹿の王(下)』上橋菜穂子

結論から言うと、他の上橋菜穂子作品を読みたくなるほど、面白い小説でした。以前から本屋さんで気になっていたけれど、読んでいない『獣の奏者』は、是非読んでみたいと思います。

読み終わってすぐの感想は、「こういう架空の世界のファンタジー小説って、書くのがとても大変だろうな」ということでした。この作品を書き終えるまでには、5年ほどかかっているようですが、そのことにも納得がいく完成度だと思います。

上巻よりも下巻の方が、はるかに読むスピードはアップしました。もちろん、上巻よりも下巻が面白いとか、そういう議論は的外れで、ストーリー展開が面白いのであって、1話1話の面白さが問われるような短編の話ではありません。

鹿の王』というタイトルは、どういうところから来ているのだろうと思いつつページを捲ったことが、この本を早く読み終えてしまった一因だと思います。下巻に入ると、物語の結末を意識し、そこを早く知りたがってスピードが上がったように思えます。面白い小説とは、次々とページを捲りたくなる小説だと言えますが、この本も間違いなくそういう部類に入る物語だと思います。
(72冊目/2015年)


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