2015年6月に読んだ本

6月は、いろいろと忙しい1か月だったせいか、読書量はそれほど多くなかった。休日にあまり読んでいないことで、目標の10冊に届かなかったのだろう。

面白かったのは、まず一番に原田マハ『翼をください』。長編でも読み飽きずにワクワク、ハラハラする物語だった。二番目は今邑彩『』で、面白くて独特のテイストがあり、重たくないホラーというのも読み易かった。三番目は米澤穂信『満願』かなと思う。短編だけど、それぞれ静かなしっとりとしたミステリーだった。

2015年6月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2228ページ
ナイス数:348ナイス

鬼 (集英社文庫)鬼 (集英社文庫)感想
初今邑彩作品。短編ホラー小説集。ホラーなんだけど、どこかじわっと浸み出るような、淡々とした、とぼけた感じさえする味わいがあって、はまってしまいそうな本でした。どの短編もそれぞれ面白くて、一気に読んだ感じです。表題作の「鬼」もとても印象に残る面白さでした。読み易い文章というのも、特徴かも知れません。
読了日:6月25日 著者:今邑彩
翼をください (下) (角川文庫)翼をください (下) (角川文庫)感想
アメリカとの戦争が始まる直前の日本で、世界一周飛行を成し遂げた新聞社の乗組員達の物語。実際にあった出来事だったということは、この小説を読んで初めて知った。同じく世界一周飛行にチャレンジして寸前のところで断念したアメリカ人女性パイロットの話を重ね合わせて、とても面白い物語に仕上げている。原田マハさんの作品の中で、『楽園のカンヴァス』と並ぶ作品だと思う。
読了日:6月23日 著者:原田マハ
翼をください (上) (角川文庫)翼をください (上) (角川文庫)感想
『楽園のカンヴァス』でファンになった原田マハさんですが、この作品もそれに近い面白さを感じながら読み進めました。物語がアメリカに移ったあたりから、ページを捲るスピードもアップしました。再び日本に移って、アメリカの話とどう繋がって行くのを楽しみに、読み進めました。下巻はさらにペースアップしそうです。
読了日:6月19日 著者:原田マハ
満願満願感想
初米澤穂信作品。6つの短編は、ハラハラドキドキのミステリーではなく、とても静かな、しっとりとしたミステリーという感じだった。どの作品もそれぞれ面白いと思いました。特別どれが面白かったということもなく、どの作品が面白くなかったということもなく、という感じでした。また近いうちに他の米澤穂信作品を読んでみたいと思います。
読了日:6月15日 著者:米澤穂信
いつか陽のあたる場所で (新潮文庫)いつか陽のあたる場所で (新潮文庫)感想
2013年1月から3月までNHKで放映されたドラマの原作本。この本の設定を読んでみて、何だかどこかで聞いたことがある気がしていたのですが、ドラマの予告を見たことがあったからだろうと思います。ドラマ自体は見たことがなくて、本を読み終えてもやっぱりストーリー自体は知らなかったので、見なかったのだと思います。未来への控えめな希望を描いている作品だと思います。4話から構成されていて、サクサク読める本でした。シリーズになっているようで、第2作もぜひ読んでみたいと思っています。
読了日:6月9日 著者:乃南アサ
1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣感想
例えば、否定語を捨てると、ポジティブ思考になれるし、そうでなければ優秀なひとが寄り付かなくなる。なるほどと思う。わかっているのだけど、なかなか捨てられないものがある。読んでいて新しい気付きだったのは、タイムマネジメントを捨てるというもの。予定が埋まっていることが満足ではなく、成果を上げることが満足に繋がるものだと思った。手帳のあり方も見直したくなった。
読了日:6月4日 著者:午堂登紀雄
森は知っている森は知っている感想
産業スパイ鷹野一彦シリーズの第一弾が『太陽は動かない』だったようで、第二弾は産業スパイとして鷹野一彦が歩み始める前の出来事が描かれている。このシリーズって何作になるのだろうかと期待と不安が交錯します。読み物としては面白いものの、ずっと続いて行くシリーズものだと、途中で飽きてしまいそうな不安も感じます。とりあえず、本作品はサクサク読めて、面白い作品でした。
読了日:6月2日 著者:吉田修一

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