2015年4月に読んだ本

投稿者: | 2015年5月1日

毎月10冊が目安なんだけど、4月は3冊も足りなかった。毎年年度の境目は、読書量が落ちる傾向にある気がするのだけど、去年以前の結果はチェックしていないので、真偽のほどは不明。冊数は少ないもののページ数は3月よりも少し多くなった。

4月に読んだ本の中で良かったと思うのは、全部だと思うけれど、敢えて3作品を選ぶならこれだろう。伊坂幸太郎『火星に住むつもりかい?』と西加奈子『サラバ!』、原田マハ『異邦人(いりびと)』である。エッセイは1冊だけど、角田光代『今日も一日きみを見てた』もとても面白かった。

来月も小説中心の読書は続きそうだ。エッセイも1冊は読もう。

2015年4月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2572ページ
ナイス数:409ナイス

64(ロクヨン) 上 (文春文庫)64(ロクヨン) 上 (文春文庫)感想
主人公の三上が抱えている問題には、ほとんど進展が無いまま物語が続いて行く。昭和64年に起きた誘拐事件で、被害者と警察の関係が少しずつ明らかにされて行く。まだまだ前半を読んだだけなので、これからがクライマックスというところだろうか。主人公が抱える問題がどういうふうに絡んでくるのかが、まだ想像もつかない。下巻が楽しみになってきた。
読了日:4月30日 著者:横山秀夫
サラバ! 下サラバ! 下感想
家族それぞれが「信じるもの」を探して、バラバラになり、それに取り残される主人公を描いている。家族の物語でもあるけれど、歩の半生記的な小説だったのだろうと思う。上巻では物語はゆっくり進んでいて、下巻でスピードアップする感じ。ページを捲るスピードも同じだった。歩のこれから先を読んでみたくなった。
読了日:4月24日 著者:西加奈子
サラバ! 上サラバ! 上感想
イラン、エジプトに海外赴任した家族、日本に帰国後の家族を描いている小説。両親と姉、そして主人公の弟歩が描かれている。親戚や主人公をはじめ家族を取り巻く人物達、世界を跨がっているせいかスケールの大きな物語のようで、描いているのは主人公の狭い世界だったりする。下巻を読み終えないと何とも言えない。上巻は読むのに結構時間がかかってしまった。
読了日:4月21日 著者:西加奈子
異邦人(いりびと)異邦人(いりびと)感想
最初のうちは、人間模様がかなりどろどろとした感じの物語かなと思って読んでいた。主人公の菜穂の絵に対する思いは、とても真っ直ぐで、初めは退屈だった京都での生活も、徐々に京都の魅力に引き込まれて行った。京都の四季折々の描写も、この小説を読む楽しみのひとつに変わって行った。そしてラストは、何か強い意思を感じる終わり方で、とても面白いミステリーに仕上がっていると思えるものだった。後半は、一気に読み終えたくらい、面白い小説だった。
読了日:4月13日 著者:原田マハ
火星に住むつもりかい?火星に住むつもりかい?感想
序盤から中盤は、じっくり、ゆっくり読み進めた。いつものように終盤は読むスピードも上がるだろうと思いつつ。伊坂幸太郎さんらしい物語に仕上がっている。特にラストはかなりすっきりすることができたのは、伊坂幸太郎作品では珍しい気もする。平和警察と正義の味方の戦いの結末が、面白いことに。
読了日:4月9日 著者:伊坂幸太郎
今日も一日きみを見てた今日も一日きみを見てた感想
角田光代さんのエッセイは、とても面白い。今回はトトちゃんの写真付きなのだけど、その写真に添えられた言葉が、トトちゃんへの愛情を感じさせる。タイトルの「今日も一日きみを見てた」そのとおりの、日々が綴られていて、とても良いエッセイ集だった。
読了日:4月4日 著者:角田光代
きいろいゾウ (小学館文庫)きいろいゾウ (小学館文庫)感想
ゆったりと進んで行く物語に、最初は物足りなさを感じていたのだけど、やがてこの物語の世界観に慣れて、それがそのペースでないといけないとさえ感じた。ツマとムコさんの夫婦の物語なんだけど、独自の世界観がとても面白かった。終盤は少しはペースアップした気がするけれど、やはりこの物語はこのペースでないといけない気がする。
読了日:4月2日 著者:西加奈子

読書メーター


↑↓この記事良いなと思ってくださったらポチッとお願いします!
ブログランキング・にほんブログ村へ 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


*

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.