2015年3月に読んだ本

投稿者: | 2015年4月2日

毎年年度末の3月って、落ち着かなくて、ばたばたして、読書量は少ないのかなと思って、去年の3月を振り返ってみたら、そうでもなかった。そんなふうに思えるくらい、あまり落ち着いていた気がしなくて、読書量も今年に入って最低だったりした。

良かった本を3冊あげるとすると、荻原浩『冷蔵庫を抱きしめて』と近藤史恵『ホテル・ピーベリー』、乃南アサ『不発弾』だろう。

4月はがんばって、沢山読もうと思っている。

2015年3月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2295ページ
ナイス数:530ナイス

神様のカルテ0神様のカルテ0感想
このシリーズは文庫本になるのを待って読んでいた。なぜだか今回は早く読んでみたくて、文庫本になるのを待たずに読んだ。「冬山記」が一番良かったと思う。何よりも榛名が格好いい。そう思いつつ読んでいると、このシリーズで大きい存在感なのは、榛名の方だったんだと思ってしまう。
読了日:3月27日 著者:夏川草介
道をひらく道をひらく感想
読んでいて初心は忘れてはいけないと思った。心掛けようと思っていたことを、いつの間にか忘れてしまっている自分に気付く。何よりも謙虚で、素直で、誠実でなければならないのに、自分というものが先に立ってくる。そういう忘れかけていたものを思い出す言葉がところどころにあった気がする。
読了日:3月25日 著者:松下幸之助
桜の下で待っている桜の下で待っている感想
この本のタイトルが好きだ。「待っている」という言葉に、強い意思を感じる。「桜」という単語に、新たな旅立ちへの思いを感じる。東北新幹線を桜前線を追いかけるように綴られている短編集。静かな世界と優しい文章が、好感度抜群。本らしいとても良い本だったと思います。
読了日:3月22日 著者:彩瀬まる
人生は「書くだけ」で動きだす なりたい自分を引き寄せる、世界一かんたんな方法人生は「書くだけ」で動きだす なりたい自分を引き寄せる、世界一かんたんな方法感想
サブタイトルの「なりたい自分を引き寄せる、世界一かんたんな方法」というのに惹かれて買って読んでみた。前半は書くことの効能について書かれているので、ほぼ期待した内容に近い感じだった。後半は、文章の書き方に関するもので、確かにそういうものかも知れないなと思える内容だったかも知れない。いろいろな環境の中で書くことによって、気持ちが乗った文章を書くことができるという最後の章については、僕には合わないものもあるかなと思った。この本を読んで、毎日Twitterでつぶやいてみたくなった。
読了日:3月17日 著者:潮凪洋介
おまえじゃなきゃだめなんだ (文春文庫)おまえじゃなきゃだめなんだ (文春文庫)感想
とても短い短編もあるし、少し長めの短編もあり、この本に収録されている短編の共通点は、恋愛がテーマとなっている点だろう。どの短編を取ってみても、角田光代作品らしいと思えるものだった。サクサク読めて、面白い短編集だったが、一番良かったと思うのは、最後の「消えない光」だったと思う。読後感がとても良かった。
読了日:3月16日 著者:角田光代
不発弾 (講談社文庫)不発弾 (講談社文庫)感想
6つの短編が収録されている短編集。乃南アサという作家の名前は良く知っていたが、読むのはこの本が初めてだった。それぞれの短編は、それぞれに違ったテイストがあり、楽しんで読める。一番いいなと思ったのは、「かくし味」だろうか。ちょっと温かみはあるが、最後のオチはちょっと怖い。「福の神」も最後は何だそんなオチなのかという意外性があって良い。乃南アサ作品を他にも読んでみたい。
読了日:3月12日 著者:乃南アサ
ヴァン・ショーをあなたに (創元推理文庫)ヴァン・ショーをあなたに (創元推理文庫)感想
『ホテル・ピーベリー』を通勤の往路でほとんど読んでしまい、帰路で読む本が無くなった。会社の帰りに本屋さんに立ち寄り、この本を買った。文庫本化されたので、ぜひ読みたいと思っていたのだ。とても読み易い短編集である。フランス料理のことを何も知らないで読んでも、抵抗無く読めるところが、近藤史恵さんのすごいところだと思う。次作を期待したくなる。
読了日:3月8日 著者:近藤史恵
ホテル・ピーベリー (双葉文庫)ホテル・ピーベリー (双葉文庫)感想
ハワイ島のホテル「ピーベリー」を舞台にしたミステリー。近藤史恵さんの作品は、シリーズものも多いのだけど、この作品はシリーズではない。学校をある理由で首になった主人公は、ホテル「ピーベリー」で3か月を過ごすことにする。ホテルに長期滞在する数名の日本人とそこで起きる不幸な出来事の謎を解く主人公を描いているが、単なるミステリー作品ではなく、そこにある人間関係や主人公の過去などが描かれていることが、この作品の面白さを増幅している。
読了日:3月6日 著者:近藤史恵
冷蔵庫を抱きしめて冷蔵庫を抱きしめて感想
心の病気にかかっていたりして、どこかおかしくなってしまった人々の短編集。爽快なのは、やはり「ヒット・アンド・アウェイ」。DV男との対決が面白い。「マスク」も何かを付けていないと人前に出られなくなってしまった男の物語で、何となく悲しくなるような話。面白いけれど、笑えない短編集かも知れない。
読了日:3月4日 著者:荻原浩

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