『でーれーガールズ』原田マハ

投稿者: | 2015年1月31日

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でーれーガールズ』は、岡山を舞台にした小説で、映画化され来月ロードショー(映画公式サイト)が始まる。「でーれー」という言葉は、岡山弁で「すごい」という意味である。

この「でーれー」という言葉は、僕にとってはとても懐かしい言葉だ。大学時代の友人で岡山出身が数名居て、この言葉を頻繁に聞いているからだ。この本を読みながら、自然に懐かしい大学時代を思い出していた。

この小説もそんな回想が入る物語だ。主人公は佐々岡鮎子で、有名な漫画家となっている。岡山白鷺女子高校の創立百二十周年記念イベントの講演を依頼され、懐かしい岡山でかつての友達と再会する。かつての親友武美に、ずっと言えなかったことがあり、それをひきずっていたりする。

現在の主人公と高校時代の回想が交互に描かれている。懐かしい思い出もあれば、ほろ苦い思い出もある。ほろ苦い思い出ほど、今も引きずっていたりするのだ。印象的なのは、そういう過去の出来事は、「なかったことにはできない」ということだろう。向き合うしかないのだ。人生には、そういうことが沢山ある。

読んでいて自分自身の学生時代のことを、知らず知らずのうちに思い浮かべていた。そういうちょっと甘酸っぱい物語だった。
(12冊目/2015年)


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