『首折り男のための協奏曲』伊坂幸太郎

投稿者: | 2015年1月12日

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首折り男のための協奏曲』は、去年の4月に読んだ本で、もう一度読もうと思っていて、この3連休の二日間を使ってじっくりと読み直した。実は再読する本は、ごくまれであり、小説では特にそうだったりする。この本は、そういう意味では、珍しい本だということだ。

僕の読書は、そのほとんどが通勤の往復なんだけど、時々読書に集中できないことがある。周囲の雑音が気になったり、他に気がかりなことがあったりする場合だ。どうやらこの本は、そういう時に読んだようで、読み終えても面白さを十分には感じていないと思った。だから、そのうちもう一度読もうと思っていた。

いろいろな雑誌や本に掲載した短編小説をまとめたものらしいが、何となく一連の連作短編小説のような感じに仕上がっていると思った。首折り男から黒澤さんに、そして首折り男に戻っていく流れは、最初から想定されていたかのような流れのように感じた。

ひとつひとつの短編小説の面白さもあったが、読み終えた時全体としての印象もとても面白いと思った。最初に読んだ時には、十分に感じられなかった面白さだった。

明日からは、『アイネクライネナハトムジーク』を読むつもりだ。通勤の往復に読むことになるけれど、多分じっくりと読めるのではないかと思う。状況によっては、敢えてゆっくりと読むだろうと思う。上滑りして、再読候補にならぬよう。
(6冊目/2015年)


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