10月に読んだ本

投稿者: | 2014年11月1日

10月は8冊で2,086ページと先月を少しだけ上回った。

10月のベスト3は、原田マハ『風のマジム』、角田光代『平凡』、北村薫『八月の六日間』というところだろう。特に原田マハ『風のマジム』には、大いに影響を受け、ラム酒を買って来て飲んだりもした。モデルとなった南大東島のラム酒も近いうちに飲んでみたいと思う。

2014年10月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2086ページ
ナイス数:368ナイス

ポケットに物語を入れてポケットに物語を入れて感想
この本のはじまりの部分に「あなたのポケットの、あなただけの物語」という文章がある。文庫本の終わりにある解説は、その本の答えのように思っていたけれど、そうではないという話だ。小説にしてもエッセイにしても、正解があるわけではなくて、ひとそれぞれの読み方によって変わるものだろう。正解なんてどこにもなくて、もっとはるかに大きなものが本にはあるのだと言う。そうだそうだと思いつつ、この本にある沢山の解説を読み、本との新しい出会いに胸を膨らませて読んだ。
読了日:10月31日 著者:角田光代
悟浄出立悟浄出立感想
万城目学さんの小説は、全部読んでいます。奇想天外かつユーモラスな万城目ワールドを描くいつもの小説だと思い、中身を良くみないで買ってしまいました。読んでみたら、短編小説集で、中国の話が共通点で、脇役が主人公で、そして意外と真面目な小説なんだと驚いてしまったりしました。「悟浄出立」も面白かったけれど、「父司馬遷」も良かった。
読了日:10月27日 著者:万城目学
鎌倉観光文化検定 公式テキストブック鎌倉観光文化検定 公式テキストブック感想
鎌倉観光文化検定まで、あと1か月。前々回は2週間前にテキストを読み終わっていたので、かなり取りかかりが早いということになります。とりあえず、全部読み終わったので、これからこの本の内容をノートにまとめつつ、覚えて行く作業に入ります。
読了日:10月24日 著者:
八月の六日間八月の六日間感想
何日間も山に入り、山小屋で泊まったことはないけれど、ちょっとした山には登ったことがあります。ハイキングに毛が生えたような山歩きの経験をベースにこの本を読んでいると、本格的な登山をしてみたくなります。主人公は40歳の雑誌編集長、山は初心者クラスだけど、仕事の合間に山に行く人です。山を歩きながら、生きにくい現実の生活について考えたりします。現実から逃避して山に登っているわけではありません。そこがこの小説の良いところかも知れません。山の空気のように、爽やかで、癒され、そして現実に戻って行くそんな小説です。
読了日:10月20日 著者:北村薫
風のマジム (講談社文庫)風のマジム (講談社文庫)感想
社内ベンチャー募集企画のチャンスを得た主人公が、沖縄産のラムを作りたいという夢を追いかけ、かなえていく物語。原田マハさんが描く女性は、平凡なようで芯が強く、たくましく、とても素敵です。南大東島産のラムを飲んでみたくなりました。おもしろい小説でした。
読了日:10月17日 著者:原田マハ
アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉感想
アルフレッド・アドラーは、「自己啓発の父」と呼ばれ、アドラー心理学は「人間性心理学の源流」と呼ばれている。なのにユングやフロイトのように名前を知られていないようで、僕自身もこの本で初めて知った。人生は自分自身がすべて決めたことであり、人生を左右するのは環境や遺伝などではないという考え方が印象に残った。「重要なことは人が何を持って生まれたかではなく、与えられたものをどう使いこなすかである」という言葉は、とてもシンプルで当たり前のようだけど、なかなかそう思えない難しさがある。
読了日:10月13日 著者:小倉広
平凡平凡感想
もしもあの時別な選択をしていたら、人生はどう変わったんだろう。そういう思いを持った6人の主人公の6つの短編が収められている短編集。角田光代さんの短編集の中で印象に残っているのは、本がモチーフになっている「さがしもの」なのだけど、同じモチーフで書かれた短編集は、別々のストーリーのようで、どこかで繋がっている感じがしてならない。似ているテイストのそれでいて少しずつ違っている6つの物語は、読んでいてとても面白かった。
読了日:10月10日 著者:角田光代
青い約束 (ポプラ文庫)青い約束 (ポプラ文庫)感想
ラストは一気読みでした。退屈さを感じたのは、主人公のアナリストとしての仕事の場面でしょうか。この小説の本題とは、ちょっと合っていない気がします。主題に関するページを読むスピードは上がるのですが、アナリストの場面ではスピードが鈍りました。全体としては読み易く、わかりやすいストーリーで、「書店の応援でブレイク」というのは、わかる気がします。まずまずだったかな。
読了日:10月7日 著者:田村優之

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