『風のマジム』原田マハ

投稿者: | 2014年10月17日

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原田マハ『風のマジム』を読み終えた。

主人公の名前は、伊波まじむ。派遣社員として働いている会社で、ベンチャービジネス企画の公募が行われ、ふとしたことでラム酒を造るという企画で応募する。ラム酒の造り方も知らない女性が、沖縄産のラム酒を造るという夢の実現のために努力する姿を描いた小説である。

原田マハさんが描く女性は、とても魅力的だ。どちらかと言うと、特別な能力を持つ人ではなく、案外平凡なのだけど、ひたむきさがあって、夢に向かって突き進む強さがある。圧倒的な強さと言うよりも、弱い面を持ちつつ、いろんな人に支えられて夢を実現して行く。いろんな人に支えられるのは、主人公が人間的な魅力を持っているからだろう。

この小説には、モデルとなった人がいる。南大東島でラム酒を造る株式会社グレイスラムの金城祐子さんである。小説ではラム酒の銘柄は、「風のマジム」なのであるが、実在のラム酒は「COR COR(コルコル)」である。

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小説では、ラム酒は「風の酒」と言われている。ほのかな香りがあり、爽やかな味わいがある。

ラムって多分カクテルで飲んだことはあるのだろうけど、ラムそのものの味はどんなだろうと思ってしまう。さっそく飲みたくなって、会社の帰りに買って帰った。

小説に出てくるラム酒は、「クレマンアグリコールブラン」というフランス領マルティニク島で造られたものだ。残念ながらこれは見つけられなかった。「COR COR」も無かった。仕方がないので、ライトラムというジャンルに属する「ロンリコホワイト」を買って来た。

ラム酒は製造方法により、砂糖を製造した副産物から造る「インダストリアル」と、サトウキビの絞り汁そのものを使って造る「アグリコール」という種類がある。買って来たロンリコは、前者に属するものだ。やはり「アグリコール」を是非飲んでみたい。

風のマジム』を読むと、アグリコールラムを飲んでみたくなる。しかも、オンザロックか、モヒートで。
(86冊目/2014年)


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『風のマジム』原田マハ」への2件のフィードバック

  1. nick

    初めまして。
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    経済・時間的自由 nick

  2. 春風裕 投稿作成者

    nickさん、はじめまして。
    相互リンクありがとうございました。
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    これからも、よろしくお願いします。

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