『太陽の棘』原田マハ

投稿者: | 2014年7月29日

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終戦直後の沖縄に赴任してきた青年アメリカ軍医は、仲間達とドライブを楽しんでいるうちに、ニシムイ・アート・ヴィレッジに迷い込む。そこは、若き画家達が寄り添って生きる楽園でした。主人公は、沖縄の若き画家のうちのタイラという画家と、運命的な出会いを経験するのです。

この『太陽の棘』は、実話に基づいて書かれた小説です。戦争というものが作る悲劇だとか、その中でも逞しく生きて行こうとする画家達の苦しみだとか、いろんな人間模様が描かれています。絵画そのものや絵を描くということ自体を描いているのではなく、戦後の沖縄という特殊な状況に置かれている環境の中での友情を描いている気がします。

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ラストはとても感動的でした。ストーリーには触れませんが、この本が描いているその後の彼らがどうなったのか、とても気になるエンディングでした。この本を読んでいると、何となく映像を思い浮かべながら読み進めている自分がいました。映画にしたらとても良い映画ができるのではないかと思ったくらいです。
(66冊目/2014年)

 


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