『僕の明日を照らして』瀬尾まいこ

投稿者: | 2014年4月13日

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僕の明日を照らして』は、本の帯にもあるように、主人公隼太と新しく来たDVの父の話です。隼太は、新しい父親に虐待されるのですが、新しい父親のDVを何とか治そうとするのです。最初は虐待がテーマの小説かなと思っていたのですが、そうではなくてそれを乗り越えて新しい家族という絆を守ろうとする少年の物語でした。

父親を亡くし、母親はスナックを経営して家計を支えている家族で、隼太はひとりぼっちの夜が辛いのです。新しい父親がやって来たおかげで、夜はひとりぼっちでなくなります。でも、その新しい父親はDVなわけですから、そのことが母親に知られると新しい家族は崩壊してしまいます。それを何とか守ろうとする隼太の物語なのです。

瀬尾まいこさんの小説は、人の優しさを感じさせるものが多い気がします。この物語も、虐待の悲惨さは無く、人の弱さと優しさがクローズアップされていた感じがします。
(36冊目/2014年)


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