3月に読んだ本

投稿者: | 2014年4月3日

先月は仕事上で気になることが多かったせいもあり、読書ペースはダウンしてしまいました。かろうじて1日100ページはキープしたものの、目標の10冊に届きませんでした。

初宮部みゆき作品の『小暮写眞館』や吉田修一の『路(ルウ)』を読むのに、予想以上の時間がかかったということもあります。読み応えはあったものの、やや読みにくさを感じた作品でした。

3月のベスト3は、角田光代『空の拳』、原田マハ『星がひとつほしいとの祈り』、吉田修一『路(ルウ)』あたりだったかなと思います。宮部みゆき『小暮写眞館』も悪くなかったのですけど。

2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:3172ページ
ナイス数:509ナイス

岡本綾子のすぐにチェックしたい! ゴルフの急所 (日経プレミアシリーズ)岡本綾子のすぐにチェックしたい! ゴルフの急所 (日経プレミアシリーズ)感想
今練習中のゴルフなので、とても興味深く、面白く、なるほどと思いつつ、読むことができました。練習場で練習するだけではなく、時々こういう本を読むのも参考になるのは、ゴルフというスポーツの特性なのかも知れません。ゴルフに関するいろんなことがコンパクトに詰まった、とても面白い本でした。
読了日:3月31日 著者:岡本綾子
路(ルウ)路(ルウ)感想
読み始めには、台湾に新幹線を導入することに情熱を燃やす人達の物語なのかと思っていました。読み進めるに従って、そうではなくて新幹線に関わる人達の恋愛物語の方が中心になっている気がしました。複数の人の人間ドラマが新幹線というモチーフに関わって、展開していく物語でした。面白い小説でした。
読了日:3月31日 著者:吉田修一
星がひとつほしいとの祈り (実業之日本社文庫)星がひとつほしいとの祈り (実業之日本社文庫)感想
7つの短編で構成されている短編集。『さいはての彼女』に出て来るハグとナガラが登場する「寄り道」も面白かった。ちょっと不思議な老婆の話が印象的な「星がひとつほしいとの祈り」も良かった。それぞれの短編でそれぞれの人生が簡潔に描かれていて、どの短編も読んでいて飽きなかった。やはり原田マハさんの小説は外れなし。
読了日:3月21日 著者:原田マハ
小暮写眞館(下) (講談社文庫)小暮写眞館(下) (講談社文庫)感想
重たくない、犯罪小説ではない、現代もの。心霊写真とか、垣本順子の自殺壁とか、そういう事件や不幸な出来事は起こる。解説によると、単にソフトな現代ものということではなく、それでも不幸は起きるということが隠されているらしい。いろんなことが起きるのだけど、駅から駅へと進んで行き、景色も自分自身も変わって行く、そんな小説だったかなという気がする。初宮部みゆき作品としては、ちょっと変わった小説だったのかも知れません。
読了日:3月19日 著者:宮部みゆき
小暮写眞館(上) (講談社文庫)小暮写眞館(上) (講談社文庫)感想
木暮写真館で現像されたいわゆる心霊写真のような写真から、主人公の英一が謎を解いていく物語。ある家族の過去やその写真を撮った人の気持ちなど、謎が解けていく過程で心温まる話が隠れていることに気付く。上下巻合わせるとかなりの長編なのだけど、全部で四つの話に分かれている。最後はどうなるんだろうと思うと、早く読みたくなってくる。
読了日:3月12日 著者:宮部みゆき
レディ・マドンナ (7)  東京バンドワゴン (集英社文庫)レディ・マドンナ (7) 東京バンドワゴン (集英社文庫)感想
東京バンドワゴンシリーズを安心して読めるのは、登場人物に悪い人が居ないというのがその理由かも知れません。或いは、何だか怪しい事件が起こったとしても、最後は必ずハッピーエンドだからかも知れません。いずれにしても、今では滅多に見られないような、曾祖父からひ孫までの大家族が織り成す、温かい人情物語だから、この本を読むととても温かくなるのです。第7巻となる今回も、例外なしの予定どおりの物語でした。
読了日:3月8日 著者:小路幸也
オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ  (6) 東京バンドワゴン (集英社文庫)オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ (6) 東京バンドワゴン (集英社文庫)感想
東京バンドワゴンシリーズもこれで6冊目。本棚にはあと2冊あります。番外編を除き、1冊で春夏秋冬1年が過ぎる形になっています。大家族の一員達もそれぞれ、少しずつ成長して行きますが、それを読むのがとても楽しくなります。1冊で4話あり、それぞれにちょっとした謎があり、それが解けて行くとこの大家族は一歩成長して行くのです。その前向きさが大好きなシリーズです。今回は特に最後の「喪の仕事」というのが印象に残りました。いずれは訪れる別れですが、それに囚われていては先へと進めません。そんな話でした。
読了日:3月6日 著者:小路幸也
空の拳空の拳感想
角田光代さん初のスポーツ小説。ボクシングの世界を角田光代さんが書くとどうなるのか、とても興味深かったのですが、これまでにない題材のせいか、新鮮味があってテンポもまずまずで面白かった。あっと言う間に勝ち進んで行くようなスター選手を描いているわけじゃなく、もっと素人に近いところにいる選手達のことも、ボクシング知らずだけどジムに通い始めた雑誌編集者の視点から描いている。そういう部分が角田光代さんらしいところかなと思いました。
読了日:3月4日 著者:角田光代

読書メーター


↑↓この記事良いなと思ってくださったらポチッとお願いします!
ブログランキング・にほんブログ村へ 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


*

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.