『路(ルウ)』吉田修一

投稿者: | 2014年3月31日

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路(ルウ)』を読み終えるのに、約10日間もかかってしまいました。難解な本ではなく読み易い方だと思いますが、なかなかページが進まなかったのです。本自体に原因があるのではなく、このところ仕事上で気になることがあったり、宴会が多かったり、ゴルフの練習に夢中になっていたり、読書以外のことに気持ちが行ってしまっていたこともあるようです。読書というのは、気持ちが落ち着いていて、ある程度余裕がないとなかなか難しいことを実感しました。

路(ルウ)』は、台湾に新幹線を開業するプロジェクトを中心に描いた人間ドラマです。ただ新幹線の開業に関するメンバー達の苦労だとか、努力だとかが中心となっているわけではなく、台湾に関わる人達の恋愛だったり、思い出だったり、そういう部分が中心となっている物語です。何人かの登場人物を軸に、いくつかの物語が展開され、それらがひとつに交わって来る、そんな物語です。そういう部分で、ちょっと気が散ってしまった感はあります。ひとつの物語を追いかけるタイプの小説だったら、もっと先を知りたくなって、ページを捲るスピードも加速したかも知れません。小説としての面白さは十分にある作品なのですが、読んでいた時期が悪くて、読むのに時間がかかったようです。
(30冊目/2014年)


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