『世界中で迷子になって』角田光代

投稿者: | 2013年10月30日

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久々に角田光代さんのエッセイ集を読んだ。『世界中で迷子になって』は、「旅に思う」と「モノに思う」のふたつのパートに分かれていて、本のタイトルは前半の内容から取っている。

これまで読んだ角田光代さんのエッセイで、とても面白いと思うのは、どこかクスッと笑える部分があり、本当に同感できる内容だということだろう。前半の「旅に思う」のパートについては、実は「どこかクスッと笑える部分」があまり感じられなくて、とても意外に思えた。後半の「モノに思う」の方は、そういう部分を多々感じたので、安心して読めた感じである。

特に「なぜか言い訳」というエッセイが印象に残っている。モノを買う時に、知らず知らずのうちに、買う言い訳を考えている。そういうところは、僕も全く同じである。「万年筆は沢山持っているけれど、あのインクにはやっぱりこの万年筆が相応しくて、こういう万年筆は持っていないから…」などと誰に言うのでもなく、心の中で言い訳を考えている。

そんなわけで、後半はとても安心して、サクサクと読み終えた。相変わらず、角田さんのエッセイは面白いと思いつつ。
(104冊目/2013年)

 


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