『羊をめぐる冒険(下)』村上春樹

投稿者: | 2013年10月26日

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下巻に入って、やっと始まった羊をめぐる冒険の旅。鼠から届いた写真を手掛かりに、北海道を旅する。運命に導かれるように、探し当てて、鼠と再会する。でも、既に失っていたものがあり、さらに失うものがある。

本の帯にもあるように、この『羊をめぐる冒険(下)』は、青春3部作の完結編らしい。だとすると、青春とは何と失うものが多いことかと、嘆きたくなってくる。人生とは得るものよりも、失うものが多いのかも知れないと、いつの間にか納得さえしそうになる。

突然現れる羊男というキャラクターも、村上春樹の世界観のせいか、すんなり受け入れてしまう。主人公は、何に対して涙しているのだろうか、きっと何度読んだとしても、分からないのだろう。そういう物語だと思う。
(102冊目/2013年)


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