ナミヤ雑貨店の奇蹟

投稿者: | 2013年4月28日

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何と東野圭吾さんの本は、初めてなのです。新しい本が出るとすぐにベストセラーになるほどの人気作家なのに、これまで全く読んだことが無かったのです。読んだことが無いのだから、内容を知っていたわけじゃなくて、本の装丁とかタイトルに惹かれなかっただけのことなのです。

でも『ナミヤ雑貨店の奇蹟』はタイトルに惹かれました。出版され、本屋さんの店頭に並んだ頃から、惹かれていました。それでもしばらく読もうとしなかったのは、この本で東野圭吾さんにはまってしまうと、これまで出版されている膨大な作品を読みあさることになりそうで、少々怖かったからです。それでも、とうとう買いました。とりあえず、この本だけは読んでみようと。

とても面白かったです。第1章から第5章まで、連作短編みたいな小説なのかなと思っていたら、それぞれの繋がりは強く、ひとつの長編小説だということに気付きました。ナミヤ雑貨店という悩み相談を受け付けてくれるお店を舞台に、いろいろな人の悩みとその顛末が描かれます。そして悩みを相談した人達の繋がりが、絶妙です。読み進めて行くと、「ナミヤ雑貨店」と児童養護施設「丸光園」の繋がりが見えて来ます。そしてそこを中心として繋がっている人と人の関係は、不思議な縁で繋がっています。

ラストも良いです。この物語は迷える人がある夜に見た長い夢のような物語です。その夢から目覚めた時、新たな希望を胸に明日へ向かって歩き出したくなるのです。
(17冊目/2013年度)


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