ザ・万字固め

投稿者: | 2013年4月7日

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万城目学さんのエッセイ集が久々に刊行されたので、さっそく読みました。これまでに出版された万城目学さんの本は、全部読んでいるつもりです。何処かで密かに、出版されていない限り。念のため、Amazonで検索してみて、思い出しました。『ぼくらの近代建築デラックス!』だけは読んでいませんでした。小説でもなくて、エッセイでもなくて、門井慶喜という方との対談集ですし、建築への興味もあまりないものですから、対象外にしていたのです。

万城目学さんの小説も好きですし、エッセイも面白いので、欠かさず読んでいます。エッセイ集『ザ・万歩計』が、初めて読んだ万城目学作品だったのです。もちろん、文庫本になる前の話です。初のエッセイ集で面白かったので、その後小説を読み、映画も観ています。ドラマ化された「鹿男あをによし」だけはちらちらと見ただけですが。

そんな万城目学さんの最新のエッセイ集ですが、妄想系エッセイのような気がしました。三浦しをんさんのエッセイを読んでいるかのような感じのエッセイが目立っていた気もします。「最後の書簡」という本の最後に収録されている作品などは、そのような気がするエッセイでした。大阪の地下鉄の路線を思い浮かべながら、それを戦隊ヒーローに例えて行く「戦隊ヒーローとして捉えてみる」も妄想系かなと思いましたし、「藤堂高虎とあそんでみる」も戦国武将をサッカーチームにしてみるという妄想そのものかなと思いました。

エッセイとして描かれているものも、幅広い気がします。日常のことだったり、旅の話だったり、食べ物だったり、子供の頃の話だったり、そして2年前の震災の話もあります。いろんな題材を描いたエッセイ集ということで、飽きないエッセイ集になっていたんじゃないかと思います。何よりも次に出るだろう小説『とっぴんぱらりの風太郎』が楽しみです。
(5冊目/2013年度)


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