あと少し、もう少し

投稿者: | 2013年4月3日

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中学校生活最後の駅伝大会を控え、陸上部部長の桝井は練習を開始する。県大会へ進むためには6位以内に入る必要があり、そのために走れそうな陸上部員は3人だけ。残りの3人は、桝井が声をかけ続けて集めたり、新しい顧問の先生上原が集める。1区から6区までを走るメンバーそれぞれが語る形で、駅伝の進行とともに、それぞれの悩みやこれまでの経緯、それぞれの思いや中学生活そのもののことが描かれている。

共通する思いは、駅伝を走ることによって得ようとするものやこれから得て行こうとするもの。そして襷で繋いで行くのは、同じ中学生活を共にしている友情だったりする。子供と大人の境目の中学時代を見事に描いているのは、さすが瀬尾まいこさんだと思った。

駅伝の順位にハラハラしながら、悩みをかかえてそれを乗り越えようとするそれぞれの登場人物に対して、知らず知らずのうちにエールをおくっている自分がいた。とても良い青春小説だったと思う。
(2冊目/2013年度)


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