「黄金のバンタム」を破った男

投稿者: | 2013年3月27日

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

百田尚樹さんの本は全部読んでみようと思って、内容も確認しないでこの本を買いました。『「黄金のバンタム」を破った男』は小説かと思っていたら、ノンフィクションでした。この文庫本のタイトルだと、ノンフィクションかなと思うのですが、『リング』という単行本のタイトルは、『ボックス!』に続くボクシング小説かなと思っても不思議じゃないと思います。

実際に読んでみると、なるほどノンフィクションでしたが、小説のように楽しめました。ノンフィクションはあまり読んだことがありませんが、とても面白い本でした。「事実は小説よりも奇なり」という言葉があるように、まるで小説のようなストーリーでした。

「黄金のバンタム」と呼ばれたエデル・ジョフレは、最強のボクサーで生涯戦績は78戦72勝2敗4分というものでした。たった二つの敗戦の相手は、ファイティング原田でした。このファイティング原田を中心とした時代の当時の日本人を熱狂させたボクサー達の物語です。スポーツの世界の話だけでなく、敗戦から復興に向けて進んで行く時代背景と絡めて描かれて行きます。また、巡り合わせとか、運命とか、そういうものによって左右されていくボクサーの人生も描かれていて、本当に小説よりも奇なるノンフィクションなのです。

何よりも中心となって描かれているファイティング原田が、天才的なボクサーと言うよりも、壮絶な練習という努力を積み重ねて世界チャンピオンになった人だったというのも印象的です。
(38冊目/2013年)


↑↓この記事良いなと思ってくださったらポチッとお願いします!
ブログランキング・にほんブログ村へ 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


*

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.