デキる人は「言い回し」が凄い

投稿者: | 2013年3月5日

OLYMPUS DIGITAL CAMERA日本語の表現と言うのは、とても豊かで繊細なものだということを、再認識できた本です。言い回しによって、相手が受ける印象が大きく変わります。慣用句やことわざなどを間違って使うことによって、相手に不快感を与えてしまうこともあります。

デキる人は「言い回し」が凄い』は、4つのパートに分かれています。普段使っている言葉の良し悪し考え直すパート、間違って使いやすい「言い回し」のこと、気の効いた表現、世渡りに欠かせない「言い回し」のパートの4つです。やはり一番面白いのは、自分でも間違って使っているかも知れないと思われる表現が書かれている第2章です。

例えば「流れに棹をさす」という言葉ですが、どうしても流れに棹を入れて川底を突っ張るイメージがあって、流れに逆行しているかのようなイメージがあります。滅多にこういう言葉は使わないので、実際に使って恥をかいたことはないのですが、そういう間違ったイメージを持っています。実際は、川を行く船の船頭さんが、流れに棹をさして進んで行くのですから、流れに乗って行くという意味の方が正しいわけです。言葉というのは、語源みたいなものを知ると、正しく理解しやすくなるのです。

教科書のような全体を網羅する本ではなく、このように楽しく読める本で、日本語を覚え直すことも必要なのかなと思います。
(30冊目/2013年)


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