f植物園の巣穴

投稿者: | 2012年12月4日

『f植物園の巣穴』梨木香歩

梨木香歩さんと言うと、かなり前に読んだ『家守綺譚』は、とても不思議な物語だったんですが、この『f植物園の巣穴』もほんとうに不思議な物語です。タイトルからして、不思議じゃないわけがない、そんな気にさせられます。

話が本題から逸れるかも知れませんが、最近読んだ坂木司さんの『シンデレラ・ティース』は歯医者さんが舞台でした。この『f植物園の巣穴』にも歯医者さんが出て来るから、滅多に無さそうな歯医者さんが描かれた小説を、立て続けに読んだことになり、それもまた不思議な気がしました。

本題に戻りますが、とても不思議な物語で、結構難解な小説だった『f植物園の巣穴』ですが、比較的すらすらと読めてしまいました。これも梨木香歩さんの文章力なのかなあと思ってしまいます。「あれれ、何が何だかわからないぞ」と思いつつ、さらさらと読み進めていたら、最後の最後に何だか納得している、そんな感じなのです。「動植物と地理を豊かに描き、命の連なりを描く会心の異界譚」と解説には書かれていますが、最後まで読んだら、何だか納得しているという感じです。
(139冊目/2012年)

『スタンダップダブル』小路幸也

で、明日からはこれを読みます。小路幸也さんの『スタンダップダブル!』です。何だか、読む前からわくわくする感じです。本の装丁がそうさせているのかも知れませんが、何だかとても面白そうな予感がします。


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