ナモナキラクエン

投稿者: | 2012年11月22日

『ナモナキラクエン』小路幸也

予定では2日間で読むことにしていましたが、1日半で読んでしまいました。『ナモナキラクエン』は、それだけ面白い小説でした。わくわくするような面白さではなくて、しっとりした感じで何だか心が温まる感じの面白さです。読み終わった後に、心の中でそっと「いいな」と思い浮かべるような感じです。

異母兄弟4人を残して父親が亡くなります。父親の遺言で兄弟姉妹たちは、それぞれ自分の母親に父親が亡くなったことを伝えに行く話です。登場人物たちのそれぞれの生き方が、とても素敵だと思いました。父親が亡くなってしまってどうしようか、自分を捨てて出て行った母親に会いたいけど会いたくない、そんな葛藤も無く、不自然なほどに落ち着いているのですが、そういうところが返っていいなと思いました。ドタバタでも、ドロドロでもなく、しっとりと落ち着いた物語で、登場人物それぞれのキャラクターが光ります。
(131冊目/2012年)


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