つるかめ助産院

投稿者: | 2012年10月4日

『つるかめ助産院』小川糸

食堂かたつむり』が小川糸さんとの出会いだったけど、本も読み、映画も観て、それからいろんな本を読んだ。この『つるかめ助産院』は、エッセイも含めると7冊目に読んだ本になる。エッセイでまだ読んでいない本があるけれど、小説は今のところ全部読んだことになる。

今まで読んだ中では、この小説が一番好きかも知れない。小川糸さんの小説で共通しているのは、登場人物がそれぞれ何らかの過去を背負っていることかも知れない。そういうものから、少しずつ解放されて行く様子が描かれている気がする。少しずつ癒されて、ちょっとずつ立ち直る。そんな中で、この小説が一番明るく前向きな終わり方だったと思う。

南の島の開放感が良いのかも知れないし、つるかめ助産院の院長のキャラクターが良いのかも知れない。
(110冊目/2012年)


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