3月に読んだ本

投稿者: | 2012年4月1日

読んだ本の冊数は、先月が15冊だったので、1冊足りなかった。でも、ページ数で言うと約300ページ多いから、読書量は上回っています。ナイスも少し増えています。冊数は別として、そういう意味では、まずまずの3月だったわけですが、目標の4500ページには届かなかったので、また今月頑張って読もうと思っています。もちろん、読書は冊数でも、ページ数でも無いわけですけど。

先月面白かったと思う本は、『陽だまりの彼女』、『神様のカルテ』、『最悪』がやっぱりベスト3だと思う。他には、『三月の招待状』と『くちびるに歌を』、『文具の流儀』だったかなと思います。

さて、今月は何を読もうかな。

3月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3985ページ
ナイス数:180ナイス

最悪 (講談社文庫)最悪 (講談社文庫)
一言で言うととても面白い小説。600ページを越える分厚い本だけど、ほとんど退屈しないで、先へ先へと読み進めたくなる。読み進めるに従って、先へ先へと読みたくなる気持ちが強くなる。奥田英朗さんの小説は、僕にとっては外れ無し。あの時あんなことしなければ良かったのにと思えることを隠すために更に事態を悪化させてしまう、そういうことがあるけれど、だんだんそういう底なし沼に足を突っ込んで、沈んで行ってしまう。3人の主人公とそれを取り巻く登場人物が交錯して行って、まるで映画のようなスリリングな展開となる。本当に面白かった
読了日:03月31日 著者:奥田 英朗


神様のカルテ (小学館文庫)神様のカルテ (小学館文庫)
良い本でした。とても暖かい気持ちになれる本でした。主人公は確かに古風な言葉使いですが、慣れて来るとなかなかそれが良い感じになります。照れくささをうまく隠せる言葉使いだったりするのかも知れません。人の生死というシリアスなテーマも垣間見えたりします。登場人物もそれぞれに面白く、映画やドラマになりやすそうな感じの本です。
読了日:03月27日 著者:夏川 草介


彼女のこんだて帖 (講談社文庫)彼女のこんだて帖 (講談社文庫)
この本を読むと、男女関係無く料理をしてみたくなる。巻末には短編小説に登場した料理のレシピが掲載されている。うどんを麺から作ったり、干物を作ってみたり、出来合いの物を使わない料理である。短編小説の方は、料理にまつわる話だったりする。食べることは人間と切っても切り離せない。特に印象に残っているのは、12番目の「合作、冬の餃子鍋」である。食べ物の好みが合わない人とは決して付き合わない、そんな女性が主人公で、久々に恋をする話。確かに食べ物の趣味が合わないのは、結構大きいかも知れない。
読了日:03月24日 著者:角田 光代


ザ・万遊記ザ・万遊記
ドラマ化、映画化されている関係で綾瀬はるかさんと会ってにんまり、みたいなエッセイが面白い。シリーズ物の「万太郎がゆく」については、やや長めのエッセイで読みにくさを感じたものの、観戦するスポーツ次第で興味が持てるかどうかが変わることに気付いた。「渡辺篤史の建もの探訪」を題材にしたエッセイも面白いが、番組そのものに興味が無いので、やや物足りなさを感じた。ごく普通のエッセイの方が、面白かった印象がある。
読了日:03月22日 著者:万城目 学


陽だまりの彼女 (新潮文庫)陽だまりの彼女 (新潮文庫)
読み進めていると、ラストへの伏線が張られていることに気付く。とんでもないラストが待っているような気がして、気になって仕方なくなる。先へ先へと読み進めたくなる。これまで読んだ面白い本とは違った面白さを感じた本だ。今年読んだ本のベスト10に入りそうな本だったと思う。ほとんど一日で読み終えた感じでした。
読了日:03月20日 著者:越谷 オサム


くちびるに歌をくちびるに歌を
今朝はいつもより2時間以上早く目が覚めてしまったけれど、きっとこの本を読み終えるために目が覚めたのだという気がします。中学校の合唱部の物語。それぞれがいろんな事情を抱えているのだけれど、合唱というものでひとつの方向へ向いて行きます。現実にあり得ないような物語ではなく、ごく普通にありそうな物語です。でも、そういうことの素晴らしさを教わった気がします。読み終えた後に残ったのは、ちょっぴり熱くなった心と、爽やかな風のような感覚でした。
読了日:03月19日 著者:中田 永一


百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)
「百瀬、こっちを向いて。」「なみうちぎわ」「キャベツ畑に彼の声」「小梅が通る」の4つの短編恋愛小説が収められている。最初の2作品は再読ということになる。読み終えて、どれもそれぞれに良かったと思った。ベタベタしていないし、必要以上にハッピーエンドでもなく、暗さもなく、爽やかでちょっとミステリアスな恋愛小説なのが良い。
読了日:03月15日 著者:中田 永一


住み直す―ものと心の整理整頓、この先に向かうために住み直す―ものと心の整理整頓、この先に向かうために
とても綺麗な本。写真も良い感じ。80平米から35平米への住み直しに関する本。狭くなるが故に持っている物を減らさなければならなかった。減らすことが目的ではないところが、説得力がある気がする。リメイクやリユース、収納術などよりも、実際に減らした物をもっと詳しく書いて欲しかった気がします。
読了日:03月13日 著者:井上 由季子,村松 美賀子


三月の招待状 (集英社文庫)三月の招待状 (集英社文庫)
今月2冊目の角田光代さん。月3冊くらい読まないと、多作な角田さんの小説読破の野望は、なかなか達成できない。三月の招待状は、何と離婚式への招待状。そこから始まる約1年間の学生時代の友人達5人の物語。それぞれがそれぞれに決着を付けたいものに悩まされ、そしてそれぞれの決着の仕方に落ち着いているような気がします。でも、何となくまだ決着を付けられていないような気もします。
読了日:03月13日 著者:角田 光代


あつあつを召し上がれあつあつを召し上がれ
食べ物を介した人の繋がりをテーマにした短編小説集。1編あたり20ページ強くらいの結構短い小説が7編。とても読みやすく、強一日で読了してしまった。「いとしのハートコロリット」はとても切ないし、「季節はずれのきりたんぽ」も良かった。
読了日:03月08日 著者:小川 糸


ハヅキさんのこと (講談社文庫)ハヅキさんのこと (講談社文庫)
とても短い短編小説集。川上弘美さんの文章は素晴らしいのだろう。短い中にとても深い味わいがある。読み取るのが難しく思える作品が多いけれど、短い表現ほど文章がうまい人でないと書けないものだろう。いつかまたのんびりできる時に再読したい本だった。
読了日:03月08日 著者:川上 弘美


人生がときめく片づけの魔法人生がときめく片づけの魔法
すっかり忘れ去っていた片づけのこと。再読して思い出し、今度こそ実践したいと思う。思い続けてなかなかできず、中途半端な片づけに終わってしまった反省をいかしたい。今度こそ、納得できるだけ、片づけにチャレンジしてみることにしたい。今月中には実行することを誓いたい。
読了日:03月06日 著者:近藤 麻理恵


文具の流儀: ロングセラーとなりえた哲学文具の流儀: ロングセラーとなりえた哲学
ロングセラーとなっているいろんな文房具38アイテムについて、ものづくりに対するこだわりや重ねられてきた試行錯誤と改良などの歴史について書かれています。持っていたり使ったことがあったりするものも3〜4割ありました。文房具好きにとってはとても読み応えのある本で、そうじゃない方も文房具が好きになるきっかけとなるかも知れません。楽しみながら読めた本です。
読了日:03月04日 著者:土橋 正


だれかのいとしいひと (文春文庫)だれかのいとしいひと (文春文庫)
まさに角田光代さんワールドと言っても良さそうな、短編小説集。どの短編を取ってみても、角田光代さんらしい恋愛小説になっていると思う。だいたいは水が流れるように綴られている女性の気持ち、または妄想が特徴だと思う。「ジミ、ひまわり、夏のギャング」なんて、まさに角田光代さんの小説らしい小説だって思ったりしながら、割と短めの短編を次々とめくりました。
読了日:03月02日 著者:角田 光代

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