あつあつを召し上がれ

投稿者: | 2012年3月8日

『あつあつを召し上がれ』小川糸

とても短い小説が7編収められている短編小説集。小川糸さんと言うと、映画化された『食堂かたつむり』を初めて読んだし、映画も観た。食べ物をモチーフに使うことが多い作家だと思う。この『あつあつを召し上がれ』は、食べ物をモチーフにした短編小説ばかりを集めたものだ。

たとえばおばあちゃんとの思い出のかき氷、愛する夫と昔食べたコロッケ、お父さんが拘っていたきりたんぽ鍋などだ。どれもが過ぎ去った日々を思い出すきっかけになってしまう。食べることはとても楽しいことだから、楽しい思い出、良い思い出ばかりのようだ。過ぎ去った日々を思い出し、ちょっと切なくなったり、ほろっとしてしまう話が多い。我が家でも時々美味しいものを食べに出かけるのが、楽しみのひとつになっている。どうせなら、思い切り食べることを楽しめるようだといいなと思う。

とても短い小説が7編で、全体としても約170ページの本だったので、一日で読み終えた。サクッと読め、重たくないサラッとした後味が残る。
(31冊目/2012年)


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