空の冒険

投稿者: | 2012年2月20日

『空の冒険』吉田修一

今日一日で読み終えた。ANAグループ機内誌「翼の王国」に掲載された短編小説12編とエッセイ11編を集めた本。短編小説と言っても、10ページ足らずでとても短い小説である。こういう構成の本は、他にもあった気がする。『あの空の下で』であるが、この本も「翼の王国」掲載の小説とエッセイを集めた本だ。空とか飛行機とかが、モチーフになった小説が多かった気がする。エッセイはあまり記憶が無い。

今回の『空の冒険』のエッセイは、外国の話が多かった。そんな中で一番印象に残ったのは、『悪人』のロケ地を後から回った話だった。撮影に立ち会うのではなく、撮影後に著者がその場所を歩くことがあり、小説に対する独特な思いを持っているのだと感心するところがあった。小説の方は、サクッと読みやすいものばかりだったせいか、あまり印象に残っていない。吉田修一さんの短編小説は、センスが良いけれど、あっさりし過ぎている感じがする。読後感もあっさりしていて後味があまり無かったりする。そういう特徴が出ている本なんだろうけど、読み応えの面ではやや物足りなさを感じてしまうのだ。
(22冊目/2012年)


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