困ってるひと

投稿者: | 2012年2月16日

『困ってるひと』大野更紗

最近も本屋さんによっては、平積みされていたり、ずらっと並べられていたりする本なので、かなり売れている本だと思うのです。さて、僕がこの本を買ったのはいつだったのだろうと思いましたが、本を読み終えた日は記録しているのだけど、買った日は記録していない。そう言えば、本を買ったら割とすぐに本の写真を撮っているので、写真の日付をチェックしてみると、どうやら去年の7月頃だったようです。それを手がかりに遡ってみたら、7月27日のブログに書いていました。

困ってるひと』は、とても珍しい難病にかかってしまった女性の病気との闘いや、モンスター的社会保障制度のことや、ほんとうに「冒険」としか言えないような行動などについて書かれたエッセイです。とんでもない難病だけど、それをユーモラスな文章にしているのは、大野更紗だけのような気がします。他のこういう話を読んだことがあるかと言うと、読んだことがないのですが、そう思います。だから、どっちが良いと言っているわけではなく、表現方法の違いだと思うのですが、そういう意味でちょっと変わった本だと思いました。装丁も目をひきました。

「誰かと比べてどうだから」という次元からは離れて、健康体の状態でその気になれば何でもできる筈の僕なんかより、ずっともの凄く生きている方だというのが、正直な実感です。ミャンマーの難民に出会って、NGO活動に没頭されていた方なので、元々バイタリティ溢れる人だったのでしょうが、それにしてもとんでもない難病を抱えながら、自分の生き方を貫こうとされているのが、伝わってきます。ありきたりなのですが、僕ももっともっと生きなければ、と恥ずかしくなってしまいました。
(19冊目/2012年)


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