恋するように旅をして

投稿者: | 2011年10月19日

『恋するように旅をして』角田光代

この本のひとつ前に本を読み終えたのは、先週の木曜日のことだった。何と、一週間もかかってこの本を読んでいたことになる。この一週間に実はいろいろあった。iPhone4Sの発売日があって、前の携帯会社の手続きもあったので、わざわざ休暇をもらって買いに行った。土日は妻の友達が来たりして、いつもと少し違った休日を過ごした。月曜日以降は読書の方も徐々にペースが戻ってきたが、面白そうな雑誌を買ったこともあり、通勤時間の半分はそちらを読んでいたりした。だから、この本を読むのに時間がかかったのではなく、読む時間を確保できなかったことになる。

こんな前置きはどうでも良くて、角田光代さんのエッセイ『恋するように旅をして』は、期待どおりとても面白かった。面白い理由はいくつかある。普通の旅じゃないことである。普通の旅とはどんな旅だと言われそうだけど、予め計画を立てて、飛行機のチケットやホテルを予約して、出かけて行くのが一般的な海外旅行のイメージなのであるが、角田さんはバックパッカー的な気侭な旅をされている。それだけではなく、自称旅慣れていない人であって、いろいろな事件が起きる。方向音痴だから、道にも迷う。危険な目にも遭う。そういういろんな展開があって、いつの間にか角田さんの後ろを歩いて、旅しているような錯覚を起こすのである。

ただ単なる紀行文だったり、旅行記だったりすると、名所旧跡の話だとか、美味しい食べ物だとかについて書かれているだけなんだろうけど、それだと旅のガイドブックとさほど変わらないのである。そうではなくて、角田さんの旅は冒険的なのである。ほんとうに勇気があると思う。飛行機も苦手、地図も読めないと言いながら、普通の海外旅行では歩かない道を歩いてしまう。

うまく表現できないけれど、角田さんの旅以外のエッセイも同じような面白さがある。今月もいよいよ下旬に差し掛かって来たけれど、ペースアップしてもっともっとエッセイを読もう。
(117冊目/2011年)


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