風待ちのひと

『風待ちのひと』伊吹有喜

ドラマを見たわけじゃないのですが、『四十九日のレシピ』が書店に並んでいるのを見て、とても気になる本だったので、さっそく買いました。買ったものの、積ん読状態が続いて、今もまだ読んでいません。そのうちこの『風待ちのひと』を本屋さんで見つけ、こちらがデビュー作ならこちらの方を先に読んでみよう、ということになったのです。そしてまた、結構長い積ん読状態が続きました。400ページくらいの割と分厚い本だったので、なかなか読み始められなかったのです。

重い腰をとうとう上げて、やっとのことで読み始めたのですが、最初は読みやすさにびっくりしたのです。さらさらと読める感じですし、清涼感を感じさせるような文章が続きます。物語の展開は、とてもゆったりとしたものなのに、先へ先へと読み進めたくなる本でした。一言で言うと、「いい感じ」の本です。ストーリーには触れませんが、人生にちょっとつまずいて心の風邪になりかけていた主人公が、もう一度人生をやり直す物語だと思います。主人公は実は二人いて、それぞれの視点と言葉で綴られていて、それが物語の中へ読者を惹き付けていた気がします。

早く最新作の『四十九日のレシピ』も読まなくちゃ、と思ってしまう本でした。
(111冊目/2011年)


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