ふがいない僕は空を見た

投稿者: | 2011年9月10日

『ふがいない僕は空を見た』窪美澄

2010年に出版された本で、今も本屋さんで平積みされているのを見る。今年の本屋大賞で第2位になった本である。

僕の場合、結構タイトルで惹かれることが多い。この本は特にタイトルに惹かれた。良く本屋さんで最初のページなどを読んでいる人がいるけれど、僕にはあれができないので、タイトルや本の帯や装丁で直感的に面白そうかどうかを判断している。初めて読む作家の本は、勘で判断しているわけなのだけど、結構それが当たることが多い。言い換えれば、外れはあまり無いと思っている。

この本も外れではなかった。読んでいて面白かったという点では、外れではなかった。次回作を読んでみたい気がする。それが良ければ、当たりだったかなと思う。この『ふがいない僕は空を見た』は、5つの短編に分かれているのだけど、話も繋がっているし、登場人物も同じである。ただし、それぞれの短編の視点は、5人の登場人物それぞれのものである。斉藤卓巳という高校生の男の子について書かれているので、彼が主人公と言える物語かも知れない。R−18文学賞の大賞受賞作というくらいだから、性的描写が結構ある。特にR−18文学賞を受賞した「ミクマリ」という短編が激しい。とても悲しい悲惨な出来事もある。不幸としか言いようの無い状況に置かれてしまう少年も出てくる。読んでいて、ちょっと辛い部分もあった。

とりあえず、次回作待ちというステイタスだろう。次回作のタイトルを見て、また買って読むかも知れない。
(103冊目/2011年)


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