夜のピクニック

投稿者: | 2011年5月19日

『夜のピクニック』恩田陸

実はこの『夜のピクニック』に対して、読む前にある思い入れを持っていた。今でこそ沢山の本を読む人になったのだけど、わずか数年前までは全然本を読まない人だった。ずっと昔、猛烈に本を読んだ時代はあったものの、それ以外はほとんど本を読まない人だった。

でも、時々読みたくなる本が突然現れる。本を読まない人だったけれど、本屋という場所は好きだったから、本に触れる機会は結構あったと思う。時々本を読みたくなって、本を買ったものの結局読まないままに終わった本がある。村上春樹さんの『ノルウェイの森』だったり、『ねじまき鳥クロニクル』だったりする。多いのは村上春樹さんの本だったけれど、実は恩田陸さんのこの本も同じだった。

この本を買う時に、今度こそ読もうという思いがあった。買ってから読み始めるまでに結構時間が経ってしまったけれど、読み始めた一昨日の朝にもそういう思いがあった。この2日間、読むことに集中した。電車の中、仕事中の休憩時間、そして目を覚ました朝。久しぶりに本を読むことに集中できたし、それだけ集中できる作品だったと思う。450頁の分厚い本だったけれど、読み始めてから3日目の朝に読み終えた。まるまる3日はかかるかなと思っていたのだけど、思っていたよりも早く読み終えた。読みやすさ、相性などもあるけれど、やはり本屋大賞に選ばれるくらい面白い本だったのだ。『夜のピクニック』が出版されたのが、2004年のことらしい。その頃に買ったものの、読まずに終わっていたことが悔やまれる本だった。

さて次は何を読もうか、ますます本を読むことが楽しみになってきた。そういうきっかけになりうる作品だった。
(55冊目/2011年)


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