彩乃ちゃんのお告げ

投稿者: | 2011年4月22日

『彩乃ちゃんのお告げ』橋本紡

橋本紡さんの名前は、かなり前から知っていた。でも、本は読んだことがなかった。どうして知っていたかと言うと、かなり前に本屋さんで平積みされた文庫本を見たことがあるからだ。本屋さんで本を見たから名前を覚えている、そういう作家は少ない。どちらかと言うと、すぐに忘れてしまう。でも、橋本紡さんだけは覚えていたのだ。

彩乃ちゃんのお告げ』を見た時は、何故か買わずにいられなかった。とても気になった。タイトルとタイトルから想像できる内容、本の装丁など全てが僕を引き寄せた。

以前気になっていた本が2冊ある。『流れ星が消えないうちに』が初めての出会いであり、そのうち『猫泥棒と木曜日のキッチン』を見かけて、更に気になった。これだけ気になったのに、まだ読んでいないことも不思議だ。

さて、『彩乃ちゃんのお告げ』だけど、想像していた内容ではなかった。彩乃ちゃんが、もっともっと奇跡を起こす物語なんだと思っていた。でも、彩乃ちゃんが起こす奇跡は、主人公の幸せをちょっと手助けする控えめなものだった。「おやっ」と思った。「もしかして」と思った。人生にはほんの些細な選択をすることがあるけれど、その些細な選択が人生を変えていることだってあるかも知れないと。そういう機会と言うには些細過ぎる「きっかけ」があるのだと。それをきちんと捕まえていたら、人生はもっともっと楽しくなるんじゃないかと思った。

彩乃ちゃんのお告げ』を読んだことを「きっかけ」にして、きっとこれから橋本紡さんの本を読むことになるだろう。人生とはそういうものだ。
(47冊目/2011年)


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