オー!ファーザー

投稿者: | 2011年3月29日

『オー!ファーザー』伊坂幸太郎

読み終えて、「やっぱり伊坂さんの小説らしい」とある意味安心感を覚えた。何故なら『オー!ファーザー』を読み始めてかなり経った頃に、いつものなだれ落ちて行くような、物語へののめり込み感、引き込まれ感を感じないなと思っていたからだ。これまで読んだ伊坂作品だと、前半で登場人物のキャラクターの理解や事件の発端を頭に入れつつ読み進め、ちょうど半分を過ぎたあたりで、物語の展開に加速がかかって、物語に引き込まれていく感じだった。この『オー!ファーザー』を読んでいると、そういう後半をまだかな、まだかなと待ち続けたけれど、なかなか来なかったという感じなのである。

心配していたら、本当に最後の最後にいつものスピーディーな展開が始まって、ほっとしつつ一気に読み終えた感じなのである。伊坂さんがあとがきで書いていたのだが、この作品は伊坂幸太郎第1期の最後の作品。出版順は違っているようだけど、書いた順番からするとこの後の『ゴールデンスランバー』からが第2期伊坂幸太郎作品らしい。なるほど、確かに違っているかも知れないと思いつつ、次の作品はいつ読もうかなと考えている。
(40冊目/2011年)


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