大好きな本

投稿者: | 2011年2月15日

『大好きな本』川上弘美

大好きな本』は、何と言っても478ページもある分厚い文庫本である。こんなに分厚い文庫本を読んだのは、初めての経験だと思うし、単行本にしてもなかなか手に取らない分厚さだったりするかも知れない。そう言えば、この本と同時期に買った『永遠の0』もかなり分厚い本だけど、と思ってページ数を確認したら更に100ページほど多い本だった。まさに上には上があるものだと、感心している場合でもないだろう。

内容的にも読み応えがある本で、実は読み終えるのにかなりの時間を要した。鞄に入れて持ち歩くのをためらってしまったので、専ら家で読むことが多かった。少しずつコツコツと、時にはずっと本を開かない時期もあり、やっと読み終えた感じである。書評というのは難しいものだというのが、正直な感想である。短い文章で本の内容に微妙に触れながら、その本のことを解説するわけである。

短い文章なのだけど、その裏側には数百ページの本のことが書かれているのだから、読むスピードもそれだけ遅くなってしまった感じだ。書評だけを集めた本を読むのは、これで2冊目だと思う。三浦しをんさんの『三四郎はそれから門を出た』もそういう本だった。読むのに時間がかかった印象が残っている。とても面白い本だったけど、それだけ読み応え十分だった。書評だけを集めた本をまた読むことになるかどうかはわからないけれど、安易に読もうと思うのは止めようと思う。この本が面白くないとか、そういうことではなく、書評はやっぱりその本自体を読んでから読むことにしたいと思ったからである。
(18冊目/2011年)


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