本当の自分に出会う旅

『本当の自分に出会う旅』鎌田實

この本『本当の自分に出会う旅』を実際に読むまでは、自分探しの旅みたいなものを想像していた。本当の自分に出会うために旅に出て、実際に感じた本当の自分について書かれたエッセイなのかなあと、漠然と考えながらこの本を買った。

ところが見事に期待を裏切られてしまった。自分探しの旅ではなかった。この本を読んだ人が自分探しのヒントにできる本かと言うと、そうではない。自分探しが必要なくなる本だと言うのが、一番適切な表現だと僕は思う。本当の自分はどういう自分なのか、自分が求めているものは何なのか、何のために生きていくのか、そんなことを考える必要がなくなる本なのである。何のためなどと難しいことは考えないで、ただひたすら一生懸命に生きていけば良いのだと思った。その立場になってみないと、実際にそういう気持ちになれるものなのかわからない。残っている人生が限られていることを実感した時、何のために生きるかなどと考えず、ただひたすら生きることに集中できるかどうか、それはやっぱりそういう状態になってみないとわからないだろう。
(17冊目/2011年)


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